─────---- - - - - - -
風呂から上がり、部屋のど真ん中で眠る美佳を見ながら4人はそんな事を考えていた。
銀時「…何色だと思う?」
桂「白。」
坂本「ワシはピンクの可愛いのがえぇのう。おまんらは?」
「「黒。」」
4人して裾から覗く美佳の脚を眺めていた。
銀時「女の身体のどこが好き?」
高杉「脚。」
銀時「俺、おっぱい。」
「「尻。」」
銀時「じじくせぇ。」
桂「何を言うか、尻のデカい女は安産なのだぞ!」
高杉「…なんだろうな、コイツが子供を孕む姿は想像できないのに、母ちゃんをやっている姿は想像できる。」
「「「確かに…」」」
「失礼します!明日の資料を…」
「「「しっっ!!」」」
「何やってるんすか、あんたら…」
銀時「いいから見たまえ。」
「…たまんねぇっす。」
銀時「殺すぞ。」
「なんでですか!!見ろっつったのアンタでしょうが!!」
『ん〜もううるさい…コタ、眠い。』
桂「ほら、ちゃんと布団に入れ。お前らも、話し合いをするなら隣の部屋へ移れ。」
『コタ、お母さんみたい。』
そういって笑う美佳に戦で擦り切れた心も癒える。
それでも、美佳の変化は銀時たちを悩ませた。
身体の変化はもちろん、美佳の心が弱っていっているのを実感していた。
あれだけ色んなことがあったのだ。
普通にしていろと言う方が無理だ。
塞ぎこんでいても仕方がないのに、美佳は懸命に笑ってみせた。
そんな彼女を労わるように銀時たちは出来る限りの時間を彼女と過ごした。
これ以上彼女に悲しい思いをさせないために。
自分たちとバカやって少しでも普通通りに居られるなら…
← →
7/16
←contents
←main
←top