─────---- - - - - - -
そんな冗談話も次第に冗談では済まなくなってくる。
時間と共に、美佳も銀時たちも身体も心も成長していき、特に女性らしい体つきになった美佳は敵からも味方からも厭らしい目で見られることが多くなった。
銀時「なぁ、お前またおっぱい成長した?」
『…晋助。』
高杉「お前は発情期の猿か!美佳を見ればそればっかり!!」
銀時「いてぇっっ!!10代の性欲バカにすんじゃねぇ!!」
坂本「どうじゃ、皆で遊郭に行くというのは!
スッキリできるぜよ!」
銀時「お〜いいな!!」
『…死ね。』
銀時「あ〜天国に行ってやらぁ!」
桂「そうも言っておれぬぞ、銀時。敵がこちらに向かってきている。」
銀時「あぁぁぁ!!もう!!」
急いで準備をし、隊を引き連れ戦場へ向かう。
この時にはもう何度も戦に参加していた美佳は桂、坂本とともに味方を護る戦いを続けていた。
男ばかりの戦場で、美しくそれでいて強い美佳の名前は死神の名と共に有名になっており、敵の中には美佳を狙ってやってくる輩も多かった。
『あ〜もうしつこい!!』
桂「美佳!!俺の側を離れるでないぞ!」
『あら、コタくん。こんなとこでプロポーズ?』
桂「マジメにやれ!!」
『はいよ〜っと!!』
戦争の混乱の中、始めは互いの位置を確認しながら戦っていた彼らだったが、敵と戦っているうちにバラバラになってしまった。
「フゥ〜やっぱイイ女だなぁ、おぃ。」
「俺はもう少し歳いった女の方が好みだがな。」
「そらお前が熟女好きだからだろ?」
「女ひとり…これだけの男相手にどうする?」
『どうするって…殺す?』
「へへ、さすが死神様だねぇ。でも、それもここまでだ!!」
何十もの敵相手に美佳は大立ち回りを見せる。
しかし、今までの疲労も相まってだんだん動きが鈍って来る。
銀時「おい、死神様の服がボロボロじゃねぇか。
あぁ?こんなとこで野外プレイか。物好きだねぇ。俺も混ぜろよ。」
『銀時!』
銀時「お〜美佳、処女膜は無事か?」
『もう少し心配の仕方ってもんがあんでしょうが!!』
「白夜叉…!!!」
2人は背中を合わせ敵に対峙する。
銀時「さぁて、鬼の子のお相手願いましょうか?」
『ドSプレイだけどね』
銀時の助太刀もあってなんとかその場を脱した2人。
戦からの帰り道、ボロボロの衣服のまま歩く美佳の姿を銀時は後ろから見つめた。
← →
7/11
←contents
←main
←top