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坂本が去った後、なぜだか静まり返ってしまった3人。
考えてみれば美佳も年頃。
今まで自分たちには何も言わなかったが、身体も大人の身体へと変わって行っていた。
銀時「…うん。アイツの身体成長してた!!」
高杉「てめぇ、今何想像しやがった!!美佳をそんな目で見んじゃねぇ!!」
銀時「だって、ツルツルペッタンじゃなくなっただろ!
お前、アイツがこのまま成長すりゃぁ…んっとどこやったっけな…あったあった。
こんな事を…ほれ。」
高杉「お、おいっっ!!」
桂「銀時、なんだそれは!
なぜ女性がそんなみだらな恰好を!!」
銀時「ったくだらしねぇな、お前らは。こんくらい男のバイブルだろ?
な、高杉、お前も〜美佳とこういうことしてみてぇだろ?
想像してみ?美佳がこんなあられもない姿でお前に迫って来るんだよ?」
高杉「お、俺はアイツでそんなことを考えたりしない!!」
桂「…うむ。色気が足りんな。」
高杉「ヅラ!!」
銀時「なんだよ、お前だってムラムラすることあんだろ?
ちょっとくれぇおかずにしたっていいじゃねぇか!」
高杉「銀と…」
『へぇ〜おかず?私のことおかずにしてんだ?
じゃぁ、あんたらも私のおかずになってくれる?
あぁ?おぃ、服脱げよ。脱いでひとりでやって見せろよ。
ほら、早く。は〜や〜く!』
銀時「ちょっ、ちょっと、いやっっ!!ダメぇぇぇっっ!!」
高杉「美佳待て!!俺は何も…!!」
桂「俺はもっとこう色香がある方が…」
『銀時!気持ち悪い声出してんじゃねぇ!!さっさと脱げよ、ほら〜!!』
「ちょっ!!あんたら何してんすか!!」
「美佳さん落ち着いて!!」
『うっせぇ!!ぶん殴るぞ!!』
「もうあんたいちいち物騒だよ、言う事が!!」
「ほらもう銀時さんたち涙目だから!!」
しばらくして、坂本は買い物を終え、戻って来た。
坂本「…どうしたがか?」
『あっ、辰馬ありがと。』
坂本「おまんら…なして裸で股間にリボンつけて正座しちょるがか?」
銀時「…もうお嫁に行けない!!」
高杉「大体、なんでお前は!!ちょっとは恥ずかしがれよ!男の裸見てんのに!!」
『今更あんたらの裸見たところで恥ずかしいもへったくれもあるか。』
銀時「つか、普通、女がおかずとかひとりでやれとか言うか?
どこで覚えて来たんだよ、そんなもん!!」
『銀時のエロ本見た。』
「「「そんなもの見るな!!!」」」
坂本「アハハハハハ!!!にしても、おんしら自分でリボン付けたがか?滑稽じゃのぉ!」
『私が付けた。』
坂本「えっ…?」
「「「…グスン」」」
坂本「…同情するぜよ。」
その時はまだ冗談でそんな話をしていた彼らだった。
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