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朝食を食べ終え、新八と美佳だけが食器の後片付けや掃除と忙しく動いていた。
新八「美佳さん、すいません。手伝ってもらって。」
『おい、新八くん。遠慮はなしよ。
私もここでお世話になるんだし、こういう事は分担していきましょう。』
見かけに寄らず、常識人の美佳に新八は驚く。
銀時「そうだぞ〜。しっかり働け〜下っ端。」
神楽「特に新八〜!」
新八「なんで僕なんだよ!大体、神楽ちゃんの方が万事屋入って来たのは後なんだからね!!」
神楽「でも、私の方が強いし、役に立ってるアル。
それに美佳姉はお色気担当としての職務を全うしてるアル。」
神楽はそういうと、四つん這いになって拭き掃除をしている美佳を指さす。
四つん這いになった美佳の背後には銀時が鼻の下を伸ばし切って美佳のおしりを見つめていた。
神楽「銀ちゃん、さっきはあんなこと言ってたけど、本当は大喜びネ。
あの2人は相思相愛アル。」
新八「でも…」
神楽「だって昨日の夜も激しかったネ。」
新八「えっ!?激しかったって何が!?」
神楽「銀ちゃんが美佳姉に抱き付いて…」
新八「ちょっと、何やってんだあの2人は!!いい年した大人がこんな小さな子がいるところで!!
それに神楽ちゃんも!子供がそんなの見ちゃダメだよ!」
神楽「バカにするな!私はもう子供じゃないネ。
大人には大人の事情があるのはちゃんと分かってるネ。
だから見て見ぬ振りしたアルよ。
銀ちゃんが美佳姉に抱き付いて、赤ん坊の様に泣きじゃくってたのなんて見てないアル。」
新八「えっ?銀さんが?」
美佳が動く方向が変わるたびに立ち位置を変えて、着物の中を覗こうとしている銀時からは想像もつかない。
桂「うむ。銀時も久しぶりの再会に胸が熱くなったんだろうな。」
新八「えっ?桂さん!?いつの間に!!
そしてさっさと鼻血を拭いてください!!」
銀時「ヅラ〜、鼻血出てんぞ。」
桂「…そういうお前こそ。」
銀時「こ、これはあれだ。チョコレートの食いすぎだ。」
桂「お、俺だってあれだ、入ってくるときに鼻をぶつけたんだ。」
新八「もうどっちでもいいよ!いい大人が情けない!!」
桂「そうは言うが新八くん…あれを見てみろ。」
新八「ごふっっっ…!!」
丈の短い着物から見える美佳の生足は破壊力抜群だった。
神楽「男は皆バカアル。」
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