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朝食はしっかりと栄養が取れるものを用意してあり、なかなかの腕前だった。
神楽「美佳姉〜髪の毛やって〜。」
『はいはい。』
銀時「美佳〜髪の毛やって〜。」
『あんたの髪の毛を今更どうすんのさ。』
銀時「天パだからか!?俺が天パだからどうにもなんねぇと思ってんのか!?」
沖田「姉さん、俺の髪の毛もやってくだせぇ。」
『いいよ〜。』
銀時「天パ差別反対!!」
朝からうるせぇ奴らだ。
総悟の野郎もすっかり気を許して甘えまくっている。
結局コイツもガキだからな…
にしても真選組の方は大丈夫なんだろうか。
昨日も見回りの途中にこんなことになっちまったから、仕事も途中でほっぽりだしてきたし…
そもそも近藤さんには事務作業なんて無理だ…
『んね、見て〜。真選組・一番隊隊長、朝日奈美佳参る!!』
土方「…んだその、気の抜けた名乗り方。」
神楽「あっ、真選組の制服…誰のアルか?」
『総悟の。』
神楽「コイツはチビアルからな!」
沖田「うっせぇチャイナ!!」
総悟の制服を着て、ズルズル引きずっている美佳は何だか嬉しそうだけど…何がそんなに嬉しいんだか…
『さ、トッシー、屯所行こっか。』
土方「は?だから屯所はダメだって…」
『昼間なら人も少ないんじゃないの?それに、仕事の事心配なんでしょ?』
銀時「こっちのチビスケは?」
『チビスケはパパにお任せいたします。』
銀時「お任せいたしますってお前、昨日てめぇで面倒見るっつってなかったか!?」
『パパ、頑張れっ!』
銀時「パパじゃねぇ!」
沖田「パパ〜。」
銀時「パパって言うな!!」
神楽「パピー!」
銀時「パピーはなんかいいな。可愛らしいな。」
何を考えてやがんだ、あの女…いや、何にも考えてなさそうだけど…
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