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#あとがきへ
☆注意!例の会話文だよ!
☆小隊長と部下のグダグダな会話
「小隊長、お気を確かに」
「……気遣いはありがたいよ。だが、何もしていないのにその発言は少し場違いではないか?」
「フィナをそばに置かないなんて、本日の小隊長は少し異常……いえ、きっと内心に大きな問題を抱えていらっしゃると思ったのです」
「確かに彼女のことが気懸りで仕方が無いが、それで騎士の任務をおろそかにするようなことはできない」
「最もです。流石小隊長。ところで、フィナの方は大丈夫なのですか?」
「ああ。彼女はあれでしっかりした所がある。別れる時に必死に追い縋って来て心苦しかったが、きっと大丈夫だ」
「今頃寂しくて、小隊長の名前を呼びながらぴぇぴぇと泣いているかもしれませんね」
「ソディア。私は行かなくてはならなくなった。此処は頼むぞ」
「ご安心ください。先程、フィナはベッドで跳ねて遊んでいるとの情報が入りました」
「誰だ!!フィナのプライベートを覗こうとする不届き者は!!」
「隣室からの苦情です」
「……後で叱っておく」
「私も、部屋の前を通った時はフィナの様子を見ておきます」
「ありがとう。頼むよ」
「はい」
***
「ルブラン小隊との一件以来、『フィナに手を出すとフレン小隊長に斬られる』という噂が立っているから……何も無いとは思うけれど……」
コンコンコン、ガチャ。
「フィナ。お留守番ご苦労様…………!? フィナ!?」
し〜ん……
「いない……これは……ドサクサに紛れて小隊長の私室を漁るチャンス! …………じゃない! 早く、小隊長にこの事を伝えないと……!」