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#あとがきへ
☆注意!
台本書きだけど、本編の補完的内容だよ!
☆小隊長と部下と時々幼女な会話
「つまり、全てはソディア副長の誤解だというのだね?」
「はい。お騒がせして申し訳ありません、アレクセイ騎士団長」
「ハッハッハ。いや、構わんよ。それだけ君たちの仲が良いということだろう。しかしフィナくんのドレス姿か。是非私も眼福にあずかりたい」
「騎士団長……それでは……」
「うむ。存分にやりたまえ」
***
「というわけなんだ。流石に騎士団長の命令に逆らうわけにはいかないだろう? さ、お着替えしようねフィナ」
「!!?」
「申し訳ございません小隊長! 私は大変な誤解を……」
「いいんだソディア。お陰で騎士団長のお墨付きを得ることが出来た」
「お墨付き、と申しますと?」
「『人は美しいもの、可愛いものを見ると心を動かされる。それは騎士達の英気を養うことにも繋がる素晴しいことだ。よって、フィナがドレスを着た暁には騎士団本部を練り歩いてお披露目をすること』と、団長直々に言い付かったんだ」
「それは素晴しいです。集合時間に遅刻した言い訳も立ちます」
「……すまなかった」
「いいえ。ドレスアップしたフィナを連れて行けば、皆一目で納得するはずです」
「そんなことない」
「フィナ。まだそんな事を言ってるのか」
「大丈夫よフィナ。私が髪を結ってあげるわ! 髪型は何がいいかしら。双天鳳翼MIX盛り? 究極神殺デストロイアップ?」
「そーてんみっくす? ソディア。私はもっと素朴な感じの髪型のほうが、フィナの素の可愛らしさが出せていいと思うんだ。というわけでツインテだ」
「いいえ。ツインテはあくまで活発で元気な少女らしさを演出する髪型です。ドレスに合うのはやはりアップヘアです」
「ダメだ。髪を上げるのは大人っぽすぎる。フィナはもっと子供らしい可愛さをアピールするべきだ。せめてハーフアップで横に束ねた髪をぴょんぴょんと……」
「……」
「どうした、ソディア」
「いえ、フィナの髪形について真剣で、かつ具体的な要望を持っている小隊長に少し引いてしまっただけです。問題ありません」