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#飛ばして次へ
※注意!
例の会話文だよ!
☆小隊長と部下のグダグダな会話
「フィナ・・・・大丈夫だろうか・・・・」
「小隊長!」
「なんだ」
「フィナの具合はどうなのですか」
「症状は熱だけだ。このまま収まってくれるといいんだが」
「熱でしたら、人肌で患者の体を温めるという治療法があります」
「詳しく聞こう」
「まず服を脱ぎます」
「ふむ」
「次に患者の服を脱がせます」
「なんだって!」
「体を寄せ合って自らの体温で患者を温めます」
「なるほど・・・・!」
「その結果、おそらくフレン小隊長は捕まります」
「どういうことなんだ」
「・・・・私の口から言わせないで下さい」
「・・・・ソディア。私は真剣にフィナのことを心配しているんだ」
「申し訳ございません。小隊長に他意が無いことは重々承知しているのですが、世間一般の方から見た場合、大変重大な誤解を受ける可能性がありまして」
「なら、人目のつかないところでやればいいということだな」
「私が言うのもおかしいのですが、藁にすがるのはやめたほうがよろしいかと」
「しかし・・・・!」
「お気持ちは分かります。小さな風邪を切欠に、亡くなってしまう子供のなんと多いことか」
「そうだ。特に彼女の場合、こちらの病気に免疫が・・・・」
「こちらの病気?」
「あ・・・・いや、ザーフィアスに多い病気の疾患暦が無いだろうから、免疫を持っていない可能性が高い」
「そうですね」
「・・・・・本当に、大丈夫だろうか・・・・」