Days
short
story
0418 ティキラビ
ティキがいなくなって、3年がたつ。
「ラビー」
「ぉ、アレン」
元帥の団服を身にまといながらも、いまだ幼さののこるアレンが、大きく手をふっていた。
近づいてきたアレンがにこっと笑って、書類をだした
「任務ですよー」
「やだ」
ラビは一蹴した。だが、アレンは笑ったままラビの手首をとる。
「お断りをお断りします。いきますよ」
「わかっちゃいますよ…ってすぐなんさ??」
はい と アレンが急かすように腕をひく。
「任務先は、懐かしい町ですよ。………ティキ・ミックがいる街です」
「却下する」
「だめですー!ラビ、逃げすぎ!」
:::
▲
top