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※夢主琉華とそのパートナーのトキヤと音也



「……なんか、楽しそうだよね〜。あ、翔、ボール取られた」

「何故ああも紫外線を気にせずに外を駆け回れるのか……理解できません」

「トキヤはもう少し外に出て運動するべきだと思うよ」

「一応、ランニング程度のことはしていますよ」

「そうだったの?」

「ええ」

「知らなかった……って、あれっ?」

「あぁ、ごめんごめん。ちょっと強く蹴りすぎちゃったんだ〜」

「大丈夫だよ。はい、ボール」

「ありがとう」

「あっ、ちょっと待って」

「えっ?何?」

「……音也、お手」

「へっ?!」

「(琉華……確かに犬に似ているかもしれませんが、本人の前でそれはあまりに、)」

「んっ!」

「(音也も何故…。この男はどこまでバカなんですか)」

「よし、いい子だね!はい、ボールあげる」

「ありがとう!じゃあね!」

「頑張ってねー!……にしても、本当にわんちゃんみたいだなぁ…」

「……」

「トキヤ?どうしたの?」

「いえ、何でもありません」




彼はどうやら犬属性らしい

(……音也)
(え、トキヤ何、すっげー目が怖いんだけど…。怒ってるの?)
(別に、怒ってなどいませんよ…?)
(……絶対嘘だよ…)




きっと軽く嫉妬してる一ノ瀬さん。




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