※お絵描きしようか、の続き。
「音也」
「あ、澪崎。どうしたの?」
「あのさ、単刀直入に聞いてもいい?」
「えっ?うん、いいけど…」
「……トキヤって、絵とか嫌いなのかな?」
「トキヤが?うーん、嫌いというか……苦手だよね」
「苦手?」
「うん。あまりの下手さに俺さ……っぶふっ!」
「え、そんなに?」
「だって、あれは……っく、あははっ!」
「音也大爆笑してる…。そんなに下手なんだ…」
「……ふぅ、落ち着いた。あ、そういえば澪崎はすごい絵上手いよね。翔の誕生日にあげてたケン王の絵、すごかったし」
「昔からお母さんの趣味に付き合って絵とかよく描いてたんだ。多分その影響かも」
「へぇ〜。あっ、じゃあさ、トキヤの絵が上手くなるように澪崎が教えてあげてよ!」
「えっ?」
「まぁ、今のままでも面白いけど……さすがに酷いし。俺も協力するから」
「それなら……いいけど」
お絵描きしようか
(トキヤ〜)
(……音也?一体何の用ですか?)
(一緒に絵描こう!)
(…………は?)
絵描きネタを引っ張ってみた。
音也の口調は相変わらず不安定←
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