ff7ac | ナノ




 病院にいる理由がよくわかんなくて、茫然としている日々が続いていた。


「ライナ、1つ言わなきゃいけないことがあるの」
「何?」


 私はそれよりクラウドがどうしてるかの方が気になるんだけどな。


「…クラウドはね……もう、いないの…」





 私を刺して、それからクラウドは罪悪感から自分を刺した。







 どうして…?







 私、助かったよ…?







「嫌ぁああぁあああぁぁああぁっ!!!!!」








 貴方のいない世界なんて、世界じゃない。














 それから一週間経ち、彼女が寝ていたベッドは真っ赤に染まりきっていた。











fin...