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雑文置場


 六年生の子守歌(鍛錬組)

最近ふと思ったんですが、子持ちでバツイチの鍛錬組って萌える。
いっそそのまま鍛錬組が一緒に住んだら良いと思います。

文次郎の家に長次と小平太居候するよ。

長次は息子を1人連れてる。息子は性格も顔も長次似。
奥さんは流行病で早くに亡くす。
鍛錬と暮らすようになってからは子供たちのお母さん的ポジション。
料理とか掃除とか成長期の子供の服の仕立てとか家事全般は長次がするよ。

小平太は息子1人。
自分の子供じゃなくて他人の子供。
戦場で拾ったとか、なんかの忍務で知り合った仲間の忍者から預かったけど、その忍者が忍務に失敗して亡くなったからそのまま育ててる、みたいな感じで。
息子は髪は小平太みたいにバサバサ。性格も小平太と一緒にいる内に豪快になったよ。
たぶん小平太は一生独身。
鍛錬と暮らすようになってからは子供たちのお兄さん的ポジション。
子供たちと遊んだり、軽い鍛錬したり、山菜とか自然の勉強を教えたりして子供の面倒見るよ。
この頃になったら流石の小平太も精神的に成長してるから、限度とか弁えてるよ。
殆ど子供たちの傍にいるけど、たまに忍務に出掛けて何日も帰って来ないこともあるよ。文次郎の給料だけじゃ家計が苦しい時とか、戦の人手が足りない時だけ。
それでまた親無しの子供とか赤ん坊を拾ってくる。それで余計に家計が苦しくなっても長次も文次郎も文句言わない。長次は「お前らしいな」とか言いそう。

文次郎は息子と娘を1人づつ。息子は文次郎似だけど年相応の顔、娘は奥さん似で可愛い。
奥さんとは考え方の違いで離婚、1人は気楽で良いな〜と思ったのも束の間子供に振り回されて隈が消えないままだよ。
鍛錬と暮らすようになってからは子供たちのお父さん的ポジション。
忍者はしてないけど昼間は何処かで働いてる。
多分近くの町の裕福な店の帳簿関連のお仕事。(多分子供たちが大きくなって全員自立したら忍者に復帰すると思う)
休みの日は文字の読み書きとか算盤とか鍛錬とか教えるよ。

こんな親達から育ったら子供もすぐに成長するね!
娘が年頃になって嫁に行く時は文次郎マジ号泣するよ。
他の息子たちは皆、世の中を自分の目で見たいとか言って旅に出て、遠い地で結婚しちゃうよ。


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