RKRN小説/短編 | ナノ
作品


 忘れられない――

不思議な夢をみた。


大きな残骸の建物の隙間から

上を見上げれば眩しい程の太陽の光と
雲一つない青い空。


足元には残骸の破片を隠すように伸びた逞しい雑草…に紛れて野花も咲いている。

小鳥の鳴き声はするが小鳥はいない。

虫の気配はするがどこにもいない。


暖かいような 優しいような
恐いような 悲しいような


懐かしいような
此処はどこだっけ?





「………いた……小平太?」
「……ちょうじ?」

長次に起こされたわたしは泣いていた…。


あぁ、そうか。
あの風景はわたしの故郷の

皆が殺された成れの姿だったんだ…。




⇒END

はい、初の小説が暗々で御免なさい。
管理人の勝手な設定で七松は辛い過去を背負ってます。
とある村のたった一人の生き残り。
とある戦に村全体が巻き込まれ、親も兄弟も皆失ってます。
過去肯定話とか書きたいケド、うーん…うまくまとまらないなぁ(苦笑


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