![](//static.nanos.jp/upload/s/sikzr/mtr/0/0/20140804143252.gif)
忘れられない――
不思議な夢をみた。
大きな残骸の建物の隙間から
上を見上げれば眩しい程の太陽の光と
雲一つない青い空。
足元には残骸の破片を隠すように伸びた逞しい雑草…に紛れて野花も咲いている。
小鳥の鳴き声はするが小鳥はいない。
虫の気配はするがどこにもいない。
暖かいような 優しいような
恐いような 悲しいような
懐かしいような
此処はどこだっけ?
「………いた……小平太?」
「……ちょうじ?」
長次に起こされたわたしは泣いていた…。
あぁ、そうか。
あの風景はわたしの故郷の
皆が殺された成れの姿だったんだ…。
⇒END
はい、初の小説が暗々で御免なさい。
管理人の勝手な設定で七松は辛い過去を背負ってます。
とある村のたった一人の生き残り。
とある戦に村全体が巻き込まれ、親も兄弟も皆失ってます。
過去肯定話とか書きたいケド、うーん…うまくまとまらないなぁ(苦笑