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世界、および国について


この世界について:
▼マナと呼ばれる命の源と元素と呼ばれる自然界を形成する物質によって成り立つ。「光・闇」の二大元素を基本元素として、その二つから派生する「水・風・火・土」の補助元素、「闇と水の元素を多く含む氷の元素」「光と風の元素を多く含む雷」の部分元素という八元素が存在する。
※元素の一つ一つは小さいが互いに同じ元素同士が引き合う性質があり、ある程度大きさを持つと意思を持ち精霊となる。いろんな精霊が多く存在する土地は豊かになるが、一つの精霊のみが集まるとアンバランスな土地になり、そこでさらに精霊同士の意思が固まると土地を守る精霊が発生する。 また、精霊には統括するものとして大精霊が存在し、その精霊たちがいることで世界のバランスが保たれている。


魔法と精霊術について:
▼「魔法」という名称は大きな括りで、その中に魔術と法術があり、自身の魔力を使うものを「魔法」と呼ぶ。また「精霊術」は自然の力を用いるので別物である。

【魔法】
【魔術】(自身の魔力を使い元素を集め術を行使する術)
・詠唱魔術:言葉に魔力を込め元素を集める方法。
・術式魔術:図形を描き元素を集める方法。
・読滅術:自分の魔力をこめた本に図形を描き、簡易的な言葉に魔力を込めることで発動する魔術。詠唱魔術と術式魔術の二つを同時に使える分扱いも難しい。
・喚起術:違う次元や異界の存在と契約することでその力を行使できる術。喚起方法は主に術式魔術。
【法術】
自身の精神力と魔力を練ることで審力という力を発生させ、さらに光と闇の元素を用いることによって奇跡とも言える術を行使することができる。光の元素を多く用いるのを「再生の法術」、闇の元素を多く用いるのを「破壊の法術」という。

【精霊術】
自然(精霊)の力を借りて行使する。精霊と心を通わし、互いに認め合うことが必要。対価として自身の魔力や精神力を与えなければならない。


人々の生活:
▼人々の生活にも精霊の力が活用されているが、ある意味一方的な搾取行為であり、そのせいで自然界のバランスが崩れてきている。
▼基本的に科学は発達していないが一部の国のみ異常な科学力を保持している。だが協定で自然を害すものなどは開発、使用禁止とされている。


宗教について:
【精霊崇拝】
自然界に存在する精霊を尊び、常に感謝を忘れないという考え。種族ではドワーフ、エイディフィール、エルフが精霊崇拝を信仰している。
【天使崇拝】
原始の頃に大陸の人々に知識などを与えたとされる聖天使エルメンテラウトを崇拝する考え。現在はフォルト教がその活動の本拠地である。
【悪魔崇拝】過去の歴史にある聖天使を殺したとされる悪魔を神と位置づける考え。現在は崇拝者も少ないが、それでもなくなることはない。

国家について:
▼4つあった大陸は500年前の天変地異で1つになった。
▼4年前までエルニクスとミュスカは戦争していて、今は一時的な停戦状態。だがいつまた戦争が起きてもおかしくない状況。

【聖霊国家エルニクス】
創世暦の頃にエルメンテラウトが初めて降り立った地として栄えている国。多数の宗教があるが天使崇拝がもっとも多い。主な人種はアメストルゥ人だが、現在は種族差別についての法が全て改定され、人種も種族も問題視されていない。首都「聖霊都市ツアリーヌ」、学術都市「ベヘム」、芸術都市「ジュラ」、水上都市「ノイリー」などが代表的な都市である。国王の座は世襲制であるが、実力主義が基本の国なので力があると見なされた者は誰でもなれる風潮がある。

【帝王国家ミュスカ】創世暦の頃、聖天使に反感を抱いた人々によって作られた国。完全王政で王の決定に逆らったものは処罰される。主な人種はクラークウティル人、宗教は悪魔崇拝。数年前に家臣による国王殺害が起こり、今はその甥が国王となっているが未だに情勢は安定してない。国王になれるのは王家の血筋のみで、それ以外は認められない。また王家を代々守る「守竜」と呼ばれる存在がある。

【獣王帝国ランドリック】
亜人や獣人、またその血を受け継ぐ種族によって成り立つ国。もっとも民族が多く、そして最も情勢が落ち着いている国として有名。エルニクスと和平を結ぶ前からも事を荒立てようとはせずにつねに平和に生きるための方法だけを追求している。宗教は精霊崇拝で同時に天使崇拝についても理解が深い。
【自治区アスカ】
元々は様々な行商人や遊牧民などが途中で立ち寄るような場所だったが200年ほど前に国家として設立された、「自治区」はそのときの名残。独特の文化と生活習慣を持ち、宗教的なこだわりは無いのが特徴。無宗教の人も多い。統治者は5年に1回国民の選挙によって選ばれる。

【幾何学共和国サリトマス】
機械技術と科学、精霊学の融合を果たした国。歴史は一番浅く、まだ法整備が整っていないが各国の協力により徐々に良くなってはいる。種族的にはほとんどが人間であるが、別に差別をしているわけではない。特定宗教はない。統治者は数年に1回選挙で選ばれ、そのたびに上層部が代わる仕組み。国の外は荒廃した砂漠のような大地で過去に自然に悪影響のある実験をした結果。今は協定で自然に害のあるものは開発も使用も禁止されている。




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