俺はヒロトに引きずられるように、部屋に連れていかれた。ドアを閉めて、そのままベッドに連れていかれる。ベッドに押し倒されて、俺は慌てた。

「ひ、ヒロト!!!?」

「風丸君の馬鹿ッ!!!!」

ヒロトに馬鹿と言われ、さすがにカチンときた俺は、起き上がり、ベッドにヒロトを引き込んだ。

「どっちが馬鹿なんだよ!!あいつはお前に何したかわかってんのかよっ!!許せるわけないだろっ!!!」

「分かってるよっ!!でも風丸君が人を傷つけるの見たくない…」

ヒロトは目からボロボロと大粒の涙をこぼす。それを見て俺はなんてことしてるんだ。ヒロトを傷つけていたのは俺も同じじゃないか…。俺はヒロトの涙を舐めとるとキスをした。

「やべ……ヒロト可愛すぎ…我慢できないかも………」

「……ぅん…我慢しないで…ね?………」

始まりの合図のように唇を合わせた。










猫がじゃれあうように軽いキスを繰り返す。時々舌を吸ってみたり、絡めあわせたりしてキスに夢中になっていた。

「…ふぁっ………ん…」

呼吸がままならなく、酸欠になりかけながらも決して唇を離そうとはせず、逆に食らい付くようにキスを求めた。

ジャージを脱がして、Tシャツの中に手を入れる。すでに赤くなった突起物を摘むとヒロトはびくんっとした。唇を離して乳首を舐める。ヒロトは顔を真っ赤にさせながら体を擦り付けてくる。

「ん…………っあ!……んゃあ……!!…っ風、丸…くっん…!!」

ヒロトは俺の手をとると自身の下腹部に持っていった。そこはすでに硬くなっていて、先走りの蜜でズボンに染みができていた。キスをしながら、ヒロトのと自分のものを取り出して、擦りあわせる。お互いの蜜でぐちぐちという音が部屋中に響く。

蕾に蜜で濡れた指を入れる。最初は狭かったが、慣らしていく内にいつの間にか三本を簡単に咥えていた。

「風丸…、君…も、いれてぇっ……」

「きつかったら言えよっ……」

指を抜き、そこに自身を射れ込む。ヒロトが呼吸を落ち着かせるとゆったりと腰を動かし始める。だんだんと快感にあらがえずにペースが速くなっていった。絶頂が近くなり、ヒロトの喘ぎも高くなる。

「んっぁ!!………ん…ふぁん……も、だめぇっ……でるっ…!!」

「ヒロッ………ト」

どちらからともなく果てると、顔を見合わせて触れるだけのキスをする。

「ヒロト…大丈夫か?腰痛くない?」

「ん…すごく痛い…けど平気……」

顔を見合わせてまたキスをする。