ヒロトの寝顔を見つめながら、ヒロトの髪を掻き上げた。

ヒロトを他の人に見せたくない。出来るなら檻に閉じ込めてずっと一緒にいたい。


「遠くへ行かないで。お前をいたずらっ子に飼われている小鳥のようにしたい。手を離しても、引っ張り戻してしまう。―ああでも可愛がりすぎて殺してしまうかもしれない。」

昔聞いた何かのセリフを呟いて、ヒロトの目尻にキスをした。



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シリアス(?
また予定と違う終わりになった。
風丸の最後のセリフはシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』のジュリエットのセリフです。
まぁ少し替えました。
今回は独占欲の強い風丸君がみたくなっただけです。文才が欲しい。