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アンノウン・ワールド:ネタ


▼概要
ジャンル:黒バス
主人公:男(逢坂 浩平)
所属:海常
相手:黄瀬

※注意事項※
きをつけろ! こいつは ほもだ!

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黒バスほとんど知らない男のトリップ。元専門学生。課題に追われてお気楽な高校生に戻りたいと思ったらトリップした。でもトリップしたら両親が海外赴任というご都合設定が用意されてて強制的に一人暮らし、自炊せざるを得なくなりあんまりお気楽でもいられないことに気付く。
「俺はメイドさんを所望する」
とは言っても専門学生で一人暮らししていたのでそれほど苦でもない。何せ今回はご都合設定により金がある。2LDK一人暮らし。両親が帰って来た用に布団が数組ある。

学校は海常か秀徳。海常かな。黄瀬メイン。オール黄瀬視点で謎な主人公にちょっかい出しすぎて惚れられる。だって頼れる人黄瀬しかいねーんだもん。

主人公黒バスほとんど知らないしバスケ自体よく知らない。サッカーの方が好き。スポーツ総合雑誌の表紙が野球でもサッカーでもなくてバスケだから首傾げてた。当然、海常って聞いても気付かなかったし、女子が黄瀬に群がってても「何あれ。え、モデル?すげー、この学校芸能人いんだ。へー。まあ俺知らんけど」とかそんな感じ。

同じクラスで席替えしたら隣の席。第一印象は「すげー肌キレー。芸能人みたい」。ちょっと馬鹿にした感じで「黄瀬涼太って知らないっスか?」と聞かれて「待ってなんか聞いたことある気がする!」と。女子がほら雑誌とかによく載ってるでしょ〜とか後ろで言ってる。黄色頭、雑誌、この間コンビニでバスケが表紙であれって思った、あ!
「黄瀬ってあれか!!バスケの!!」
やっべーちょーすっきりしたわ。ちょーすっきりしたついでに嫌なことに気付いちゃった。トリップ二カ月目にして嫌なことに気付いちゃった。
「逢坂も、バスケやってるんスか?」
「いや、やってねーしルールも知らねえ」
「へー…」
急に漫画の世界にトリップしたことに気付いて混乱してぶっ倒れる。それをバスケにトラウマがあると勘違いされて、もう面倒くせえから「昔のことは聞かないでくれ」と意味深な言い方をする。実際はトリップしてきたボロが出るからって意味だけど周りは勝手に勘違いしてくれた。

一人暮らしして一月。ぶっちゃけ夜家で一人ってのが思った以上にキツイ。何せ頼れる人が全くいない。専門時代は課題に追われたり、遊ぶにしても夜中から翌朝まで遊び相手がいたけど、こっちは高校生。部活だったりバイトだったり門限だったりでそう長く遊べない。そこでなぜか料理に走った。「今時男子は女子力上げなきゃモテねえ」という謎持論。でも一人で食べても味が分からないので早々に挫折した。

しかし、学校で友達と食えばそれなりに味が分かることに気付き、弁当に必要以上に力を入れるように。時間的なものを考えて残り物を詰めるので、晩飯も気合いが入る。ただ夜に食べる量は少ない。
「逢坂の弁当っていっつもうまそうっスよね、何気に」
「よせやい照れるじゃねーの」
「いや、逢坂のことは褒めてないから。あんたの母親褒めたんだから」
「は?これ作ってんの俺だし。つーか親いねーし」
「え」
まさかの返しを食らって放心。冷凍食品じゃない弁当。目の前の男。交互に見てもイコールで結ばれない。しかも親いないって、え、それ、まさか。
ぐるぐるしてるの察して軽く説明。親はどっちも海外で一人暮らし、弁当は冷凍食品が食えないから自分で作ってる、味はどうか知らん。なんなら食ってみるかとだし巻き卵箸でつまんで差し出す。手で受け取れって意味だったけどそのま食いやがったこいつ死ね。
「え、普通にうまいんスけど……」
「いや首傾げんなよ。うまいならうまいって普通に褒めろよ」
他にもおかずあげて、「俺も一人暮らしっすけど正直部活だけで手一杯っていうか帰ってから作るのしんどいっていうか。一応モデルだし食事には気を遣わなきゃって思うんスけど〜(チラッ」言いたいこと分かりやす過ぎてうぜえ。
箸の頭揃えて机に叩き付ける。
「人にものを頼む時は?」
「お、お願いします…」
「…食えないものあったら先に言えよ。味は俺の好みでつけるからな」
やーいツンデレー。


2、3日弁当で餌付け。毎回「マジで全部逢坂が作ってるんすか?」って確認してくるからムカチーン。そこまで言うなら俺んち来いや目の前で料理作ってやんよとケンカ買ったくらいのつもりが「マジで!?行く!!」めっちゃ喜んでる。
あれ?しくった?


無難にハンバーグ定食。仕込みだけして、黄瀬の部活終わり待ってるから腹が減ってイライラしてる。時間近くなってチャリで迎えに。部活まだ終わってないのか片付けやってんのか分かんなくて体育館覗く。ボール集めてた一年捕まえて「まだかかりますか?」「いや、今片付けしてるとこなんで、もうすぐ終わりますけど」「あざっす」で、メールだけ入れて外で待つ。
「お待たせっスー」
「腹減って死にそう」
「あはは、俺もっスよ」
「普段ならもう飯食い終わってる時間なんだよこっちは!」
「いだだだだ!」
後ろから先輩出てきて、こいつウゼエだろひでえっすとかってやり取り見てボーッとしてる主人公。部活の先輩とかなつかしー。
どうかしたか?って聞かれて、普通に懐かしいなと思ってって答えて、先輩が黄瀬にどつかれる。(こいつに昔の話はNGっす!)(は?なんでだよ)(なんでも!)またトラウマ説が広がる。まあ変に突っ込まれても困るからいっかでほったらかし。そして誤解の連鎖が広がる。

初めてのお宅訪問でうきうきの黄瀬。勝手にうろちょろしてるけど「見られて困るもんとかねーし」でほったらかし。両親の寝室入って、良かったちゃんと親いるんだって思ったり、埃が薄く積もってて長いこと帰って来てないのかなってしょんぼりしたり。写真が伏せてあって意味深、これ絶対なんか秘密がある、どうしよ死んだ兄弟と写ってるとかいうオチだったら…なんてドキドキしつつ見たら普通の家族写真だった。両親とちっちゃい主人公。でも伏せてあって尚かつ写真立ての背に埃が積もってないってことは最近主人公が伏せたってことで、絶対なんか意味がある……ってところで「おい飯できたぞこら!!いつまでも家捜ししてんじゃねえ!!」主人公こわーい。

飯食ったら思ったより居心地良過ぎて帰るのめんどい。
「お前そろそろ帰れよ。明日もどうせ早いんだろ」
「えー…もうちょっと」
「お前が明日朝練サボったら先輩らに俺のせいだと思われんだろうが!!いいからとっとと帰れ!!」
「いやっスーー!!」
「駄々こねんなきめえ!!」
「だってここからの方が学校近いし!もう帰るの面倒くさい!いいじゃん広いんだから泊まったって!」
こんな時間に外出歩いてるのパパラッチされたら夜遊びしまくるワイルドなキセリョをでっちあげられるすっぱ抜かれるとごねまくってお泊まり許可ゲット。寝間着借りて、パンツは黄瀬がシャワー浴びてる間に主人公がコンビニで買ってくる。俺ボクサー派なんスよねとか知らねえよ。ワイシャツ、ジャージ、ユニフォームは洗濯してコインランドリーの乾燥機に。

翌朝、一緒に起きて朝ごはん食べさせる。普通の朝ごはんに感動。弁当はってまた駄々こねるからこれから作るんだよ早よ行けって追い出す。
「いってらっしゃい!遅刻すんなよ!」
「い、いってきます!」
エレベーターでにやにや。

部活終わってワイシャツ入れ忘れたことに気付く。主人公に電話しようとしたけど連絡先知らない。やっべーと思って保健室で予備借りれないかなと思ったら「忘れもんだボケ」アイロンはかけてないけどいつもと違う匂いのワイシャツ渡されて思わず嗅いだ。ぶたれた。

一日置きに飯をたかりに来るようになる。そしてそのまま泊まる。ちゃっかり着替えの予備置いていきやがった。晩御飯美味しいし、朝御飯食べれるし、学校まで近いし、うだうだ。
「もうお前ここから通えば?家と俺んち往復すんのめんどくね?」
このときはまだ後ろめたいことなんてなかった(棒)



「なあ、黄瀬がすげえ困りそうなこと言っていい?」
「えー、あんま聞きたくないんスけど」
「じゃあ言わねえ」
「……気になる」

「俺、お前のこと恋愛として好きかもしんない」

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の、出だしだけ書いたのが次ページから。



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