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残り物には福がない


※ご注意※ 微スカトロ要素があります。簡単に言うと残尿を舐めます。

 課題が終わってお夕飯も軽く頂いたので、いつものアレをしに寝室へ向かう。制服を着替えてからサスケくんの家にお邪魔しているので、脱いだ服がシワになったり、汗やその他の体液で汚れてしまってもそこまでは困らない。一旦家へ寄ってから自転車で二駅弱の距離を移動して来るのにも慣れたもの。そろそろ夏本番に向けてちゃんと帽子を用意しなくちゃなぁ。

 テーブルの上に残したままだったプリントや筆記具を鞄へ片付け、テーブルも脚を折り畳んで勉強机に立て掛ける。サスケくんが冷房の温度を調節するのを見ながら、今日は電気を消してくれるだろうか、とリモコンに視線を向ける。だけどどうやら期待するだけ無駄だ。

「さて、まずは奉仕をしてもらおうか」
「はぁーい」

 もうやり慣れてはいるけど、気乗りしないので億劫そうに返事をしたら、ベッドに腰掛けながら睨まれた。わーこわいなー。
 サスケくんがズボンとパンツを一気に脱ぐのを目の端に見ながら、私も上から脱いでいく。上下の下着だけを残してサスケくんに向き直ると、すでに天井へ頭を向けるように反り勃つモノ。

「(準備万端だ……)」
「ほら、来いよ」

 呼ばれて仕方なく、座るサスケくんの脚の間に体ごと入ってしゃがんだ。
 サスケくんの股の間に顔を近付けながら、立派な肉棒に手を伸ばす。まだ先端に皮が被っていたので少し引き下げながら、ペニスの頂きに唇を触れさせる。ん?

「! ……これ、おし、……アンモニア?」

 先っぽが、ほんの僅かに濡れていて、あまり気分のよくないにおいと、そして決しておいしくはない味がした。もしかしなくても、尿だ。

「ああ、そういやお前が来る前にトイレに行ったな」
「うへぁ……」

 中断は許されないので、嫌々ながらも続ける。酸っぱいような、苦味もあるような、しょっぱくもあるような、とにかく口にしたことのない味。でもにおいが一番嫌だ。露骨にテンションが下がる。

「なんか、あんまり口にしちゃいけない感じの味がする……いつもはしない味……」
「……」

 そこまで言って、そういえばそうだ。
 もちろん今までに、課題の最中にサスケくんが席を立って用を足したことは何度もあった。だけど私がこの味を知るのは今日が初めて。つまり、これまでサスケくんは私がこれを口にしないよう、トイレの後にはきちんと綺麗にしてくれていたということだ。
 そんなことを考えていると、口の中のサスケくんがむくむくと大きくなった。

「ん、んん……大きいよサスケくん」
「俺の、“口にしちゃいけない”汁を舐めたんだろう?」
「んぐ、」

 私の頭を掴んで、奥まで咥えさせられる。苦しくて呻きながら、訴えるようにサスケくんの顔を見上げようとするも、近すぎて胸までしか見えない。

「そら、もっと舐めて、いけない味を楽しめよ」

 興奮したように言って、ぐいぐいと押し付けられる。サスケくんの、支配欲か、征服欲か、とにかくそういうものが刺激されたのか、口の中いっぱいの陰茎はますます体積と硬さをもって、私を嗚咽させる。

「うっ、げほっ、」
「何してる、だらしないやつだな。仕置きが欲しいのか?」

 その言葉に、咳き込んで涙目になりながらもふるふると首を振る。お仕置きはヤダ、何をされるか分からないもん。期末試験の前なのに、ある種の精神的ダメージは負いたくない。
 だけど私のカラダは、サスケくんに無理矢理フェラをさせられたことを悦ぶように、お仕置きを待ち遠しがるみたいに、じんと熱を持ち始めていた。

「それとも、欲しいのはご褒美か? 俺の尿を綺麗に舐め取った、その褒美がよ」

 ニヤリと笑って、私を見下ろすサスケくん。その笑みにぞわぞわと痺れが走る。嫌だと思っているはずなのに、嫌じゃない。私をサスケくんのものにしてほしい。サスケくんにされるなら、私は。
 サスケくんが喉で笑う音が聞こえた。



(190423)


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