今日は分身の術のテストだった。

別に、なんてことないテストなのに、ガイは失敗してて

みんな、なんでかこっちと比較するから、ガイは悔しそうにしてた。

休み時間に、たまたまなまえがいないとき、クラスの奴らが「あんなやつの親友のなまえもダメだよな」とか「もっとダメなんじゃねーの」とか言ってて、面白くなかった。

悔しそうにしてるくせに教室飛び出してくだけのガイに、いらついた。

「そういうの、やめろよ」

「げっ、カカシ……」

「大して優秀でもないくせに、口だけは一人前なの?」

「なんでお前がそんなこというんだよ!オレ達お前にはなにもしてないだろ!」

「うるさいよ」

べつに、理由なんてないよ。


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