ふられた。わかってたんだけどね。意識はしてもらえたみたいだからいいけど、これからどうするかな。

仮面をつけたまま木の上からはしゃぐなまえとガイを見てると、ほんとにオレの気持ちわかってくれてるのか疑問に思えてくるけれどきっと大丈夫だろう。

「おっはよー!ガイ!」

「おお!なまえおはよう!」

「今日も修行でしょ!付き合うよー」

どうせならオレと付き合ってくれないかな。

「今日は何するの?」

「逆立ちで里を10週!」

「えー」

なまえは女の子なんだからそんなことやらせないでよ。
なまえも素直に逆立ちしないで、お前ガイみたいにタイツ着てないから逆立ちするとお腹見えるんだって

……ブラまで見えてますけど、ねえ誰か教えてやって、ガイ、気付いてはやく。

……もういいや。

「なまえ」

「はたけくん!?」

「ピンク」

「……え?あ、っ!」

「逆立ち、やめといた方がいいんじゃない?」

「そ、そうします……」

耳まで真っ赤になってて、可愛い。


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