無事完結いたしました、『言霊』でございます。いかがでしたでしょうか。
ガイ先生の努力を見ながら成長していくと、どうしても劣等感に苛まれてしまうと思います。ヒロインさんは劣等感から大人に憧れるようになって、でも大人になんてなれなくて、自分がいざ大人になった時に大人になんていいものじゃないんだ、と気付く。
カカシさんは大人になりたいとは思いません。欲しいものは欲しい、羨ましいものは羨ましい。それでも自立していくと、それだけじゃいけないことに気付く、みたいな。
付き合ってる時はラブラブ!みたいなカップルに限って別れたあと「あのクソ女ァ!」とか、「あの男下半身腐ってんだよ」とか嫌いあってたりしますよね。
あとは想いの重さの違いに気付かないで軽く受け入れて軽くふっちゃったりとか。
よくあることを、よくあるままで終わらせちゃいけないよ、みたいなそういう厨二病的なアレを注ぎました。厨二病ですどうも。
長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。