カカシくんが買ってきた缶ビールと缶チューハでほろ酔いになってきたなう。
やばい、気持ちいいかも。
カカシくんはお酒に強くて、私は弱い。いっしょに飲むとどうしてもわたしの方が先にふわふわしちゃうんだよねー。

ちょっとのお酒で酔えるからコスパいいねぇなんてみんなに言われてつらい。
カカシくんにもたれかかって幸せを感じたからなんか言っちゃった、えへへ。

「暗部の人って一途なんだね」

「オレ限定でしょ」

「んー、テンゾウもそうなの」

「テンゾウ?」

「ん。カカシくんとねー一緒になるまえね、テンゾウがわたしのこと好きでね」

「…うん」

「一緒に住む前にあったら、まだわたしのこと好きっぽくてね」

「そっか」

「だからそうおもったの」

「正直でえらいねなまえ」

「えへへ、どやぁ」

もっとほめたまえ!なんて言って調子に乗ってたのまでは覚えてるんだけど、寝落ちしてしまってそれからは覚えてない。
優しく頭を撫でるカカシくんの手はおぼえてる。

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