埋まることない空白 あなたが開けたデッドスペース 眼球の誤表示 絆される程度の悪感情 世を偲ぶ夜更け 忘れられた物語 拭えきれない罪悪感 流星は終点を知っていた 辞世の朗読 憂鬱な日曜日午後六時 眠れぬ夜の冷たさ くすんだ青い脈 好き勝手に弄んで 茨の婚約指輪 手から滑り落ちた温もり 本性隠蔽の仮面 生きを止める社会人 寒風に泣き喚く この鼓動が絶えるその日まで 不合理な感情機構 心抉るファンタジィ 栄華を懐かしむ秋の夕暮れ 三日月の落涙 永久に眠る彼女が見るのは悪夢か? 前世の私と現世の俺 すがるあの人がいない明日 狙うは出会い頭から始まる恋物語 吹き荒ぶ風に涙は消え 埋没マイヒーロー セピア色の思い出に惑う 闇夜に融ける呪い 人魚姫に捧ぐ狂想曲 味のない幸福 噛み合わない思いやり 飴だけじゃ生きられない 罪深い奇跡の代償 終わりに近づくたび安堵して 潰えた夢の亡骸 無表情の善意 (それは本当に君の為なの?) 見えない拘束 (気付けば雁字搦めになっていた) 絶望さえも力にして 弱さに噛みつけ 気になるあの子は変態さん 恋愛アレルギー 小指の言いなり 理性を組み敷く 想像と現実の不一致 誠に勝手ながら今日より許嫁 いつだって知らんぷり ほんの少しの切なさと 701 〜 750 |