じゃあ作兵衛の部屋行くよ。
そう言えば、先輩にご足労させるわけにはいきません!俺が行きます!、なんて。
ということで作兵衛が俺の部屋に来ている。

「お、お邪魔します…」
「兵助は委員会でまだ帰ってこないみたいだから、ゆっくりしてけな」
「あ、はい」


ではでは勉強開始ー。
ついでだから俺も予習をしようと忍たまの友を開いた。
隣で作兵衛が問題と睨み合っている。可愛いなんて言ったら怒られるんだろうな。










「…っできたー!」
「おつかれさま」

問題を全て解き終わって作兵衛は大の字に倒れた。
その頭をよしよし撫でてやる。やめてください、なんて言ってるけど顔はまんざらでもなさそうなんで気にせず撫でる。


「先輩のおかげです、ありがとうございます!」


よいしょ、と反動をつけて起き上がって作兵衛はそんな可愛いことを…!
ああもうこのやろう!
思わず抱きしめてしまう。



「苗字いるー?」



おっと誰ですか、この俺の至福の時を邪魔する輩は。
この声と話し方は不破だな。


「何?」
「せ、先輩…とりあえず離してくれると嬉しいんですが…」
「やだー」
「苗字、富松困ってるよ。離してあげなよ」
「えー……」



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -