「綾時は、泣き虫」

「名前くんは泣かないね」

「また泣いた。いい加減泣き止めばいいのに」

「嬉しくてどうしようもないんだ。止められない」

「何がそんなに嬉しいんだよ」






君と一緒にいられることが




「そんなの、当たり前すぎて」

「それでも僕は嬉しいんだ。誰でもない、君だから」


2010.07.26


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