「もう駄目…俺のライフは0です」 どうも、苗字名前です。 風呂入りに行ったはずなのに何故か凍えて死にそうです。 「うるせぇ、お前1番美味しかったじゃねえか」 「そりゃあ」 その分皆より恐ろしい思いしたけどね! 修学旅行に来ている俺たちは調子に乗って、男湯と女湯が変わるギリギリの時間に入った。 そしたら期待通り、女の子が入ってきたやった! なんて喜んでたのもつかの間、入ってきたのは、桐条先輩率いるS.E.E.S女性陣でした。 俺と真田先輩は死亡フラグが立った!とどうにか逃げることを提案。 けど順平とあやが…。 あ、あやってのは望月綾時のこと。あやときって読めるからそっから。 そんで2人を止めるために俺は飛び出した。今思えばこれが間違いだった。 俺が足を滑らしたのと、順平たちが見つかったのが同時だったらしく、順平たちの前には恐ろしき女性陣が立っていた。 足を滑らした俺は凄い勢いでこけた。 そして、桐条先輩の素晴らしき巨乳にダイブ…。 幸せだったのは本当に一瞬で。すぐに恐怖が襲ってきた。 あわよくば揉もうなんてこと、考えられるわけないだろ!岳羽のだったら揉めたかもしんないけど。 そして、処刑されたわけだ。うふふ…氷結が弱点なんですよ、俺。 「名前くん、大丈夫…?僕、何か飲み物買ってこようか?」 「あや…お前、優しいな」 「ふふ。何が良い?」 「ドリアンオレ」 「分かった」 これおごりかなぁ。 だったら良いなあ、なんて思いながら再び枕に頭を押し付けた。 明日は帰るだけで良かった。最悪寝ていられる。 「ねえ名前、起きてよ」 「湊…俺は今具合悪いんですが」 「僕より先に寝ようなんて上等じゃん」 「ちくしょう良いよな!氷結無効化のペルソナつけててさあ!」 湊は俺に寝てほしくないらしい。そんなこと言われたって具合悪いんだもん、仕方ないじゃん。 もそもそと布団に潜り込んだ。あやが来たら顔出してやる。 「や、ちょ、重い」 「そりゃあ、乗ってるから」 「退けてくれませんか」 「ヤダ」 ねえ、もうちょっと可愛い甘え方してよね! → |