おれが来ちゃった!演習試験

 試験は教科は間違いなく赤点ではない手応えだ。

 そして演習試験は二人で相手をして一人の教師を捕まえるか教師から逃げきるかの試験だった。
 みんな二人組だったのに奇数なので、俺は一人だった。
 泣けるぜ。

 しかも俺の担当は教師でも無かったし。なんか外から依頼を受けた眼鏡の足の大きなプロヒーローだったし。
 この差はなんだよ。


 「君はどのデータも平均以上で分析能力、戦闘時の強調力は申し分ないからね。おそらく教師のデータは調べているだろうからわざわざ俺が外部から呼ばれたのだよ」

 らしい。
 プロヒーローはちゃんと説明してくれた。メガネをクイっと上げて。

 まあそんなことを話す彼のことも少しは知っているけどね。先生達ほどではないけど。

 彼は個性は俺と同じ?増強系で、オールマイトほどではないけど強い。
 大きな足を使っての蹴り技を得意としている。ってくらいなら知っている。

 だからヒーローってどうかと思う。簡単に分析されちゃうじゃん。

 蹴りが得意なのでスピードも速いからまあ、一人じゃ確実に苦戦するわ。
 いじめか?これ?




 という訳で試験クリアしました。

 展開速い?

 だって終わるのも早かったもの。

 出口で見張っているヒーローにちょっかいかけまくって隙を付いて出口に入った感じ。

 単純な人だったから楽で良かった。

 こうして俺はみんなと林間学校に行けることになった。よく漫画にある枕投げ楽しみである。
 中学までの俺は学校の旅行に参加したことなかったから初体験だ。

 林間学校の為にクラスのみんなで買い出しに行こうとなったけど、俺は黒羽達に荷物持ち……こほん、ショッピングに誘われていたので断ることになった。
 それについて峰田に羨ましいぞこのやろうされたけど俺のバックドロップが決まった。
 焦凍は病院で駄目らしいけど、常闇と行けないのは遺憾である。






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