おれが来ちゃった!職場体験後

 職場体験が終わったぜ!久しぶりの学校だぜ!

 「常闇ぃぃっっ!俺がいなくて寂しくなかった!?俺もだよ!」

 「まだ何も言っていない」

 久しぶりに会った常闇に感極まって抱きつくと、頭にチョップを入れられた。影で沈めてこないあたり優しい。

 「常闇の方の職場体験はどうだった?」

 「なかなか有意義な経験だった。お前の方は大変だったそうだな」

 「そうなんだよ!俺めっちゃ頑張ったよ。それにエンデヴァーさん超格好良かった!ワンツーマンで、手取り足取り教わったよ」

 「そうか。それは良かったな」

 「うん!」

 常闇が少し微笑み言ったのに俺は満面の笑みで返した。
 地区が離れていたからしばらく会えなかったけど、やっぱり常闇と一緒なの落ち着くわ。焦凍も好きだけどまだ緑谷ほど気を許されてないかんじだし。
 何回か少しの時間一緒に出かけることができたけど。



 そして職場体験が終わってのはじめてのオールマイトの授業は救助訓練だった。
 工場地帯にいるオールマイトの元まで5人一組で競争して先にたどり着いたら優勝て内容だ。

 まあそれは同じ組だった蛙吹さんが優勝で俺の結果は普通だった。これがエンデヴァーだったら優勝間違い無かったのに。


 その後は更衣室で穴から女の子の更衣室を覗き見ようとした峰田の目を「こらっ、駄目だぞ☆」と隠して、ちょうどやってきた耳郎さんの攻撃が手の甲に刺さって痛かった。

 着替えが終わった後、耳郎さんに視線をそらされながら素っ気なく謝られて、女の子たちからお礼を言われた。
 のを峰田に嫉妬された。目潰しから助けるつもりは無かったけど助けてあげた俺へのこの対応うえ。

 なので峰田を鼻で笑い煽りプロレスごっこへと発展した。俺の卍固めが決まったぜ。男子は盛り上がり、女子は呆れていた。

 別に俺はそういうつもりでしたわけでもないけど、峰田は本当にモテる気はあるのだろうか。






人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -