請
「はい」
「え?」
とりあえず、俺の家に招いた。
と思えば、机の上に1万円札が5枚くらいみえる。
「なんで?援交でしょ?」
「うん」
「俺が払う方だよ?
援交の意味わかってる?」
ちょっと脅かそうって気持ちと、少なからずある下心で、彼女の方へ詰め寄る。
でも、彼女は一切引くことはなく。
「援交なんてしないでしょ」
「ん?
してくれるならするよ俺」
いや、これは割りと本気だけど。
「しないよ。
だってわたしのこと、好きだもんね」
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