た
明日も、明後日も。
来年も、再来年も。
ずっとこうして、原田とそれなりに、それなりに仲良くしていくつもりだった。
私の、ここに居れる時間が、どんどんと、どんどんと、近づいていく。
なんだろう。
やっぱり、喉が痛くて、辛くて。
なんだか、死にそう。
「だからさ、笑ってろよ」
「え、」
「笑ってればいんだよ、そんなぶっさいくな面で、なに黄昏てんの」
真剣にいってると思えば、にやっ、と笑って、私をバカにする。
本当に、本当に。
どうしようもないくらい、私は………。
なんだか、さっきよりも、
もっともっと、風が冷たい。
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