「元気になったじゃん!!」



遠くの方で、大きな声が聴こえる。

私の少し向こうに立っている原田はとても笑顔で、この人には敵わないな、なんて思った。

でも、それと同時に、夕焼けの橙のせいか、すごく、すごく。













寂しいと思った。



苦しいと、離れたくないと、感じた。

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