典明「いくら仕方のないこととはいえ、気が気でならなかったよ。僕は彼女が表の世界から姿を消した後も定期的に…といっても、数ヶ月おきに、くらいだけど、連絡は取っていたんだけれど、それでも心配だった。初流乃にはどう伝えたものかと悩んだけどね」
ジョルノ「その結果、ぼくは夏休みに帰省するまでその事実を全く知りませんでした。てっきり仕事で忙しいのかと…だけどパードレがマードレと電話しているのを、偶然聞いて」
典明「それが初流乃が二年に上がる頃だったかね」
ジョルノ「そうでした。そこから僕は色々調べ上げるのが大変でしたよ。まさか、死んでることになってるだなんて、思わなかった」
ポルナレフ「この件に関してはほとんど俺の不手際というかなんというか…申し訳ねえことをしたと思ってるぜ」
アブドゥル「エジプトに一時身を置いていたこともあってね、突然現れたものだから幻覚か何かかと思ってしまったものだ」
ジョセフ「わしには一報もくれなんだ。常に心配しとったというのに…」
典明「むくれないでくださいよ、僕だって言いたくても言えなかったんですから」
承太郎「殺されても死ぬ様な女じゃあないとは思っていたが、死んだと聞いた時には少なからずショックを受けたぜ。徐倫もな…」

(ジョルノの変色について)
「やっと私に似た。髪型は……典明に似たんだと思う」
典明「ちょっとそれはどういう意味だい」
「顔立ちは端正なジョースター、髪色は私、髪型は典明。悪くないじゃあないか。これからごつくならないかが心配だが、仗助くんの例もある手前、大丈夫だろう」


死んだことになっていた、というわけで、一部のスタクルメンバーには衝撃が走ったようです。おそらくポルナレフとアブドゥルと花京院は口裏を合わせていたようですが、いつ連絡が来なくなるかわからない状態が続いていたことは彼らにとっても相当なストレスだったのではないかと思います。
ジョルノの髪色に関してはまんざらでもなさそうですね。笑
いままで見つけることが難しかった外見上の共通点が後付けのように現れた、という感じでしょうか。彼ららしい家族のありかただと思います。

 
　　

name:

text:

url :



editkey :

↑back　next↓