マクロスF 長編 | ナノ

2 / 2






次の日になり 今日は撮影のため夜明けからアイリスの車に乗って移動していた
私は後ろの座席に落ちないように寝転がりながら 私と同じように朝早いアルとメールしていた

『アル達もシェリルさんの用意してもらった車に乗り込んだって』

そうアイリスに伝えれば相当遠いのねと驚いていた

『まぁ アル達はアル達で楽しんでるんだから私は撮影が終わったら私なりに楽しむもんね』

本当はアルと楽しみたかったと思う気持ちはあるけど それは仕方ないこと
また行ける時があればいいなぁなんて考えてたらアルからメールが来た


From:アル
件名:
----------------------
こっちは車の中なのにはしゃぎまくってる状態だ(ーー;)
俺は眠たいから寝たいんだが寝かせてもらえなさそうだ

正直シャーリーと海に行きたかったが仕方ないよな…
また今度2人で行かないか?


アイリスの車の中ではアルのメールを見て 嬉しくて笑う私とバックミラーを見て苦笑しながらも安心したように私を見るアイリスが居た










まだ明け方だと言うのに車の中はお祭り騒ぎだ

「乾杯ー!!」

シェリルの一言に周りは乾杯と言いながらジュースを飲んだりお菓子を開けて食べ始めたりする
朝からこんなで大丈夫なのだろうか

「シャーリーが行けなかったのは残念ね」

俺の隣に座っていたシェリルがそんな事を言い始めた
シェリルやランカ、ミシェルもシャーリーを誘うとしてくれていたのはわかっていた

「仕方ない
向こうも仕事だしな」

仕方ない事だが会いたかった
海の好きなシャーリーがはしゃぐ姿を一目見たいと思う気持ちや一緒に過ごしたいと思うからだ

「そういえばシャーリーはフロンティアのどこの海で撮影なの?」

「知らないが?」

その瞬間 さっきまで騒いでた周りまでもが時間が止まったかの様に静かになった
そういえば会えたらいいなとかって話はしていたがよく考えればどこの海かはお互いに聞いていなかった

「普通は聞くものでしょ!!」

シェリルの声が車内中に響き渡り周りは呆れた様子を見せた





もし繋がっているなら





聞かなくても会えるだろ





そんな事が存在するかはわからないが





そう信じてる






大好きな君だから
(先輩は天然なんですね)
(それを言うなら鈍感だろ)
(ミシェル!)
--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--
久々に更新いたしました!
アンケートに答えて下さった皆様!
本当にありがとうございます!
これからも応援してくださると凄く嬉しいです!
そして今回はメール形式が出てきますので顔文字を使わせていただいてます。



 →

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -