皆既日食の秘密 (3/3)






皆既日食まで後1分…
私のテンションは最高潮に達する寸前
ユウの隣ではウキウキしている私

「少しは静かにしろ」

『落ち着いていられないよ!』

「…はぁ」

ユウに軽くため息を吐かれながらも私はウキウキしていた
そして誰かの声と共に皆が空を見上げた
もちろん私とユウも空を見上げる
そして45年ぶりの皆既日食になった瞬間 それぞれが思った事を口にしていた
私も念願の皆既日食に感動していれば

「詩穂」

ふいに名前を呼ばれて振り向くとユウの顔が側にあり近付いてきては私の唇とユウの唇が触れた
皆既日食とは月が太陽と地球の間にはいって、太陽の一部または全部を隠す現象
私の唇はユウの唇によって皆既日食が起こった
突然の事にわからずユウを見たら何かを思いついて笑っている顔が目の前にあった

「俺はあの空で輝いているダイヤモンドリングに誓ってやる
詩穂 この戦いが終わった時に俺と結婚してくれ」

少しの間 思考回路が停止していたが突然のプロポーズに私の顔は紅く染まった
自分でもわかるほど熱い
周りは騒ついているので聞こえなかったみたい
でもありがとう





皆既日食に何かが起こる





それは私しか知らない突然のサプライズと





私と貴方の秘密の誓い






皆既日食の秘密
(でもなんでいきなり?)
(ダイヤモンドリングを見たら指輪に見えてついな)
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突発に書いた神田夢でした!
こちらもかなり編集いたしました!
こんなプロポーズも有りかと←

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