プレゼントは最愛の彼女 (2/3)






『どうしよ…』

食堂の机で項垂れながら真剣に悩んでる
私はエクソシストの詩穂
周りには同じエクソシストも居て皆で考え中

「本当に神田が欲しそうなもの知らないの?」

「あの神田に欲しいと思わせるものがあるなら一度見てみたいですね」

「アレンが黒いさぁ…」

質問をするのはツインテールの可愛い女の子 親友のリナリー
英国の紳士的存在の男の子で白髪のアレン
そして 赤毛の髪に右目に眼帯を付けた裏の歴史を記録するブックマンの後継者のラビ

『だって…お蕎麦ぐらいしかないじゃない…』

「それは好きなものでしょ」

呆れながら言うリナリーにだから悩んでいると答えてまた項垂れる
今私が悩んでいるのは彼氏の神田ユウの誕生日プレゼントを悩んでいるのだ
そう 今日は6月6日

「それでどうするの?
早くしないと神田が帰ってくるわよ」

リナリーの言葉通り 私には時間がない
神田は任務に行っていて今日帰ってくるのだ
しかもあと2時間ほどで

「ユウの欲しそうなものねぇ…」

ラビも同じ様に考えてくれるけどやっぱり思い付かないらしい

「思い当たらないのなら神田が帰って来てから一緒に買いに行ってみてはどうですか?」

アレンのその言葉に考える私
確かにどれだけ考えても思い付かないならそれが1番いいかな
そうしよう!
そしては私は皆にお礼を言ってその場を後にした







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