2.


「んんーっ、エクスタシー」
「スピードスターや！」
「三式波動球！！」

私は今、テニス部の見学をしています。


無事？に報告も終わったので帰ろうとしたら光が送るといって部活を早退しようとしてので私が止めた所、白石先輩が「ほんなら見学してき、」と言ってくれたのでお言葉に甘えることにした。

噂にも聞いてたけど皆凄く上手。
私はテニスをあまり知らないけど、そんな私でもわかる。
謙也先輩はすごく足が速いし、白石先輩は相手の打つ場所がわかってるかのように先回りする。

でもやっぱり…

「先輩ちゃんと本気で打ってください、よっ」

「これでも本気やっちゅーねん！」

光が1番かっこいいなぁ、なんて思うのは仕方ないと思う。

「財前に見とれてるんか？」

『うわっ…謙也先輩！』

いつの間に…

「財前調子ええなぁ…さっきまでめっちゃミスっとったんに」

『そうなんですか？』

「おん。あいついっつも冷静やからモチベーションとか一定なんやけど、今日はごっつ悪かってん。
せやけどもう大丈夫やな。まあ彼女の前じゃカッコ悪い所なんて見せられh ガシャアアアアン

「あーすんません、手が滑りましたわー(棒)」

「財前んんんんん！お前わざとやろ！わざとスレスレに打ったやろ！」

「ちゃいますって。ちゃんとぶつけるつもりやってんけど手が滑ってもーて」

「余計タチ悪いわ！」

「うっさいわ。ほら次は俺と試合っすよ」

「う、うそや！次はラブルスとダブルスやろ！あ、今韻踏んだわ。ラブルスとダブルス」

「ええから行きますよ。
あ、ぜんざい、オカマとホモが話しかけてきても無視するんやで」

「いややあーーー」

光は謙也先輩を引きずってコートへ戻ってしまった。謙也先輩((；ω； 三 ；ω；))←こんな顔してる。ちょっと可愛い。あ、ラケットで殴られた。

それにしてもオカマとホモって…


「あらん？カワイイ子ねぇ〜」
「う、浮気か！」


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