謙也 [ 24/25 ]


『はー今日も寒いねぇ』

「せやなぁ〜
で、何で俺が荷物持ちやねん」

『いや、私もまさか部員全員がお返しくれると思わなくて。私愛されてるぅー』

「なぁ、ちょおあっこのベンチ座らへん?」

『えー寒い』

「ホワイトデーのやつ渡したいんやけd『行こっか!』現金な奴やな…」



「ほい」

『わぁっ、ありがとう。開けていい?』

「おう。ケッコー自信あんで?」

『何の自信(笑)
………えっと、謙也くん?』

「ん?」

『なにこれ』

「青汁キャンディーとイグアナ消しゴムやで」

『何そのチョイス!お前にしか需要ないだろ!よく売ってたな!』

「食べてみ?めっちゃうまいで!」

『…まずい』

「えーーー!!?俺のお気に入りやのに」

『あげる』

「へ?どうやっ」ちゅ

『うーまだ味が残ってる…
謙也、ココア奢ってよね。

ちょっと、聞いてる?って顔赤っ!』

「ビ、ビックリするやろ!」

『バレンタインに自分がしたこと忘れたの?』

「あれは、つい…」

『とりあえずココア』

「お、おん///」



ホワイトデーwith謙也



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