『ユウジー来たよー』

「おー、ちょっとこっち来い」

『何？』

「ホレ」

『え？これ…着物じゃん』

「やるわ」

『えっ…でもこんな高いの貰えないって』

「あー、それな、俺がデザインしたやつやからええねん」

『えーっ！本当？綺麗…』

「まあさすがに縫うのは大変やからオカンの会社に頼んだんやけど。
とりあえず向こうの部屋で着て来い」

『う、うんっ』



『着替えたよー』ガラ

「やっと終わったか…!?ま、まあまあやな…」

『ユウジ、そのカッコ』

「お前が着物なんに俺が私服なんて可笑しいやろ」

『その袴もユウジがデザインしたの？』

「せやで。少しだけ緑のライン入れてみたんやけど」

『すっごくかっこいい！
デザインもできるし、似合ってるし、ほんとユウジかっこいい』

「お、おん///」

『あはっ、バンダナしてないから隠せないねーユウジ真っ赤』

「う、うっさいわ！早よ行くで！」



お正月withユウジ



[＊prev] [next＃]

top