◇2位:鹿川 南(264票)


原「っし、やるか。2位は生徒会長様の幼馴染アーンドヘビースモーカーで有名な鹿川南君です、と。全部で264票、流石は脇役の中で一番目立っていると言うか何と言うか」

前「ちょっ一輝君余計な事言わんでいいですマジ!!でも管理人的には意外だったみたいですねー『なんか性格地味じゃないですか大丈夫ですか』っていうコメントがきてるよ!!裏口から!!!」


南「……凄く入りづれーんだけども……」


前「あ、2位の人。こんちゃーっすおめでとーございますどぞどぞこちらへ」

南「あぁども…何か初っ端から胸に突き刺さる一言を聞いたんだけどこれちゃんと人気投票の結果発表だよな?俺2位で合ってるよな?勘違いだったらすげーハズい」

前「大丈夫大丈夫、ちゃんと2位だから。後これ位でへこたれてたらこの後体が持たないぞ☆」

南「だからこれ人気投票の結果発表だよな!?そんな精神抉られる様なコメントが来るのか!?」

原「はい長くなると面倒なのでちゃっちゃとコメント返し行きまーす」

南「あぁそう言うスルースキルが目茶目茶高い感じで進んで行くのかついていける気がしねぇよ俺」



▼『ヤンデレ素質があるよ。恭夜さんを求めて盲目的に突っ走れば良いと思うよ。あやうげなラブラブカプになりますよーに。』


前「何かまたものすげー反応し辛いコメントがいきなりきたねおい」

南「……いや、本当にどこから突っ込んだらいいのか分からねぇんだけど…恭夜とはラッ…ブラブとかそういうんじゃないって言うか、ヤンデレって何だ……?ツンデレしか知らないな」

原「病んでるデレデレの事だ」

前「お前今全国のヤンデレ好きを敵に回したぞそんな適当な説明をする馬鹿がどこにいるんだ畜生!!!!!とりあえずうぃきぺーでぃあには『精神的に病んだ状態にありつつ他のキャラクターに愛情を表現する様子』と書いてあります鹿川の場合は会長にって事だな!」

南「………え!!!???え、俺精神的に病んでるか!?そう見える!?ちょっと本当にそうなら大幅にキャラ修正してぇんだけどとりあえず帰っても良いか!!」

原「落ち着け帰るなお前が帰ったらこの後どうすれば良いか分かんねぇだろ。素質があるってだけでまだヤンデレには到達してねぇみたいだから安心しろ」

南「そ、そうか…とりあえず俺は、うん、えっと…元気だぜ?」

前「いや別に心配されてるわけじゃないんだよ鹿川!!!ヤンデレって最近ブームだから喜んどけって!!」

南「え、あぁ、そうなのか?よく分かんねぇな最近の流行りは…とりあえず、どーも?」

原「はい次ー」

前「(一輝がさっさと終わらそうというオーラを全く隠していない誰かあいつを何とかして下さい)」



▼『南君の性格に惚れました(^ω^)南君!!是非私の所に婿に来て〜(≧▼≦)私が保護(笑)してあげる!!』


南「お、惚れただって。ありがとな、俺なんか婿にってありがてぇな。……あれ、保護って…ヒモか!?ちゃんと働くぞ俺、どういう認識されてるんだ!?」

原「いや…あれだろ、何かお前トラウマあるんだろ?そこから守ってあげる〜的な何と言うか…乙女心的なアレだろ、多分」

前「言われてええええ!!!!!!生涯に一度で良いから言われてぇわそんな言葉ああああ!!!!!ガッデム!!!!!!!!」

南「(何で俺のトラウマが最早周知の事実であるかのように扱われているんだ…)」

原「それはここがパラレルワールドに近い世界だからだ。本編では俺達はお前の過去の事は何一つ知らない興味も無いだが今は知っている、ただそれだけの事。そう認識しろ」

前「なんか一輝がパソコンみたいな喋り方になってきた」

南「それより心を読まれた事に物凄く動揺しているんだがまあスルーしとけとそういう事なんだな分かった分かった。あ、とにかく、コメントどーも」




▼『南くん、恭夜くんをよろしくお願いします。君に託しましたわたしは←』
▼『南いいよ南。南×恭夜希望』
▼『恭夜との絡みが好きです!』
▼『南×恭夜希望\(^o^)/』
▼『会長との恋愛フラグ、期待してます!幼なじみCPが大好きだぁあ!』
▼『恭夜への愛を語っちゃって下さいvv』


南「……いやいやいや、だからな……って言うか、多っ!」

前「シューッシューッ」

原「おい口笛してぇんだろうけど出来てねーから。いやしかし熱いねーいやー真冬なのにあっついわ。もうここでは隠さず全部言えよどうせ全部忘れんだから」

南「馬鹿、そう軽々しく言えるようなもんじゃないっての…今はマジでただの幼馴染だぞ。本当に。でもこんだけ、なんつーか…応援してくれてる奴がいるってのは、嬉しいもんだな」

前「鹿川へのコメント大半が会長絡みだもんなー。あ、今までの奴らもそうか?とりあえず幼馴染を応援する声が多いのは本当だな!お幸せに!さぁ会長に対する愛を語ってくれても良いんだぞ俺は聞いてるふりしてるから!!!!」

南「それ聞きたくないんだろ!?振るなよ話を!」

原「俺らがHO☆MOの惚気話を聞きたくなくてもお客さんは聞きたいらしい。じゃあ会長の好きなところを一つ言え、今はそれで許してやる」

南「何だこの忘年会の罰ゲームみたいなノリ……。……あー、そうだな…くしゃみする前に一回思い切り顔をしかめるとこ」

原「随分とマニアックだなおい!!!!!!」



▼『恭夜を大切に思ってる所がGJすぎます(`・ω・´)』
▼『頑張って会長を支えてあげて下さい。』
▼『恭夜だけ別枠扱いな感じが良いですよね』
▼『恭夜の為にキレた彼にシビレました』


南「おぉ、色々嬉しい言葉サンキュ。恭夜が大事なのは当たり前だよ、一番の親友だ。つーか皆が恭夜の事を大事に思っててくれて嬉しいな、アイツ愛されて…良かった良かった」

前「ちょ、ほんま保護者っスか。自分の事より会長の事だよなー鹿川」

南「はは、それは仕方ねーよ。何てったって俺は自他共に認める程の恭夜好きだからな。あ、でも別に変な意味じゃねーぞ親友な。親友!」

原「(…この期に及んで言い逃れようとするか…結構頑固だなこいつ)」

前「親友かー良い響きだ…一輝ももうちょっと俺に愛情を注いでくれてもいいと思うんだけど、鹿川みたいに。ここまでじゃなくても良いけど」

原「俺とお前がいつ親友になったんですか?」

前「一輝のばあか!!!!!もう遊んでやんないんだからね!!!!!!」

南「(仲良しだなー)」



▼『いっそ恭夜会長の嫁になれば良いと思うんです!(もちろん夜は攻v)』
▼『きょうちゃんを攻めて欲しい!』
▼『恭夜を早く射落としてほしいです!』
▼『やっぱり南!恭夜と幸せになってほしい!』
▼『かっこいいのにかわいい南くんにドキドキしてます^;;^ 正直会長のことすきですよね?(』
▼『会長を庇って切れた彼に惚れました。実際、会長のことは友情以上に思っているのでしょうか?』


南「これはアレか、俺を何かの陰謀に嵌めようとしてるんだな?そうに違いない、俺は恭夜が大好きだがお前らがいくら言おうと絶対になんかこう、ピンク系の話はしないぞ!攻めないし友情以上には思ってない!カメラどこだドッキリだろうこれそうだろ!俺が2位ってのも全部嘘かもしかして!!」

原「追い詰められた鹿川が決死の反撃に出ましただが残念、これはドッキリでも何でもなく読者の純粋な応援メッセージ&質問だ。答えなければお客様不敬罰として今ここに会長を召喚して告白させる」

南「だから何でそう言う罰ゲームみたいな事をする羽目になるんだ!?人気投票の結果発表ってもっと楽しいもんだろう、普通は!!」

前「認めちゃえば楽になるのに鹿川ってばもー。まぁどんな気持でも鹿川が会長の事すげー好きってのは分かるけどさ!しかし本当、皆会長の事ばっか!」

南「いやまあ、恭夜の事は好きだって何回も言ってるけどな…。そう言えばかっこいいのに可愛い?って初めて言われたな。サンキュ、可愛いとこなんてねぇと思うけど」

原「じゃあかっこいいとは自分でも思うんだな」

前「やだわーイケメンったら」

南「えっそういう意味じゃなくてだな!?ちょっ何回も言うけどこれ人気投票の結果ですよね!?」

原「勝者を勝たせたままにしておくわけが無い。その為に司会役が俺達なんだ」

南「(帰りたい!!!!)」



▼『旦那に欲しいです!』
▼『可愛いです、大好きです!お兄ちゃんになってください!><』


前「おーモテモテ」

南「モテモテって。サンキュ、旦那でもお兄ちゃんでも有難いな。俺にそんな事言ってくれる女の子がいるとは…感無量だな…。しかしやっぱり可愛いって、俺可愛い系じゃあ決して無い筈なんだけれども」

原「まああの鬼嶋を可愛いと言う人達もいる事だし人の好みは千差万別だな」

前「はいはーい、俺も鹿川みてーなお兄ちゃん欲しい!すっげ優しそう!エロ本貸してくれそう!!」

南「……エロ……、…ちょっと悪いけどご期待には応えられないな…」

前「え、あれ?持ってねぇの?ハッ…まさかのゲイ雑誌!!!????」

南「いやどっちも持ってねぇよ!…肌の露出してるのが苦手でな…そういうのは全部読めねぇんだ、興奮もしないしな」

原「ますます旦那婿兄への希望が多くなりそうだな」



▼『南さん素敵っス!』
▼『恭弥君も好きですが南君のカッコ可愛さが異常過ぎて好きです!(*^ω^)))』
▼『南かわいいです! お人よしなところとか、全てにきゅんとします。』


南「お、どもども。こんな直球な応援コメントとか初めて貰ったからすげー嬉しい、ありがとな。…しかし…なんつーか今まで知らなかったけど人から見たら可愛い部分もあるのか俺、なんかちょっと違和感が…」

前「でも確かにお人好しだよな、鹿川って。前俺が自動販売機の前で10円足りずにおろおろしてたら鹿川がくれた、覚えてねーだろうけど。その節はどうもありがとうございましたああああ!!!!!」

南「え、俺そんな事したっけか。お人好しじゃねーよ別に、照れるから止めてくれ」

原「いや、でも俺も前に鹿川に教室掃除手伝ってもらった事あるぜ。前に聞いたんだけどよ、『この学校の人間なら一度は鹿川南に借りを作る』っていう都市伝説があるらしい」

南「そこまでボランティア精神旺盛な人間じゃねぇって俺!話が飛躍しすぎだろ、そんな噂あんのか!?ちょっと否定しといてくれよ噂の独り歩きが一番怖い」

原「そうだなこの学園じゃあ何時『頼んだらいつでもどこでも一発ヤらしてくれる』っていう噂に変わってるか分かったもんじゃねぇからな」

南「軽くトラウマに触るからマジで止めてくれ本当…!」



▼『南と恭夜の会話や雰囲気がだいすきです!恭夜とはこれから親友のままなのか恋愛フラグがたつのかが気になります…!意外と南に弱い恭夜が可愛いです』
▼『性格がカッコいいです。あと、ポジションとかも好きです。恭夜と絡んでるときが一番好きです。』
▼『一位は恭夜くんがとってくれると信じてみーくんに!保護者キャラ大好きです、いつまでも幼なじみ仲良くね!』
▼『まさしく友達以上恋人未満!!2人の特別な関係がよくわかります(*´∇`)』


前「最早これは鹿川および会長へのラブメッセージですよね、えぇ。相変わらず会長の影響力が凄くて主人公ってだけでこうも違うのかと俺は動揺している。いつか俺が主役の小説を書いて下さいお願いします土下座するんでマジ」

原「誰も書かねぇし読まねぇだろうよ。良いじゃねぇか、鹿川にーとか会長にーとかそういう個人的なもんじゃあなくて、幼馴染は二人で一人仲良くねって事だろ」

南「そうだな、素直に嬉しいぜ。アイツとは13年来の付き合いだし、これからもずっと一緒に居れたら良いなって思うよ」

原「親友のままで、ですか」

南「…親友のままで、ですとも」

原「(こりゃー尻尾出さねぇわ)…ま、幼馴染はどうぞずっと仲良く。良いコンビだと思うぜ、確かに会長はアンタにゃ甘い様に見えるしな」

前「信頼しあう仲っつー訳だな☆ところで一輝、俺達h」

原「あーなっげーなコメントはいさっさと次行く!」

前「お前そんなに俺のこと嫌いか!!そんなか!!!」

南「やっぱり仲良いなお前ら」

原・前「「どこが!!??」」



▼『トラウマいけめんは無敵です!南くんのしあわせを願ってます!』
▼『爽やかさんのはずが、トラウマ持ちとか・・・萌えすぎる』
▼『これから彼のトラウマ?の原因とか、クラスの事とか明かされるのを楽しみにしています。』
▼『質問も可と聞いて。トラウマ関係なのでスルーしても良いですからね! 以前、会長にタックルをかましてたよなぁと思い、ぶっちゃけて会長と今はどれくらい接触できるでしょーか? 正面から抱きつくとか…やった事がなければ、試してみてくださいね♪』


南「……お……おぉ……何と言うか……、…おぉ……」

前「トラウマ関係の話だなー嫌だったら飛ばしても良いぜ!まぁ本人がどう思ってるかは置いといて萌えとか無敵とか言われてますけどね!!」

南「…いや、本当…皆よく分からねぇところがツボなんだな…俺としては忘れたい過去&今も引き摺る暗い思い出なんだが、そうか…萌えるのか……?」

原「正直他人事だからな」

南「ぐっさりきたんですけど」

前「今一輝疲れてるから勘弁してやって!!!!とりあえず俺のオタク目線から見れば確かに過去有りキャラってのは人気が高いし萌えるな!ふとした瞬間に見せる影的なものにハァハァすると言いますかまぁ俺の場合それは『GOD☆じーざすリンリン!!』の主人公の幼馴染である時任時雨ちゃんが当てはまると言いますかおっと幼馴染キャラ被ってんじゃん!!やっぱ幼馴染って良いよなハァハァ!!!!」

南「悪い、前田が何を言ってるのか一つも分からなかった」

原「何時もの事だ。それより質問、会長とはどんだけ接触できるのか?だとよ。正面からは抱きつけんのか?」

南「…何か答えにくい質問だな…とりあえず恭夜にはもう触れるぜ、正面から抱きついた事もあったかな。って言うか俺が触れるのはアイツ位だから、もーお構いなしに撫でまくったり抱きついたりしてる」

原「惚気をどうもありがとうございました」

前「お熱いわー」

南「!!??いやっそういう意味じゃなくてだな!?…なんか一々墓穴掘ってる気がするな俺!!」




2位続き



>>>top

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -