十助「最近、妙な夢を見るのです」
半兵衛「どんな夢?」
十助「飛騨守どのが……その、ご自分の股に手をやってなにやら悶えておりまする」
半兵衛「……」
十助「そして、不快なことにそれがしの名前をずっと口にしてまして」
半兵衛「あ、あのさ、十助……」
十助「しばらくすると、股から白い液体をたくさん出しまする。とても苦しそうに呼吸をしてます。半兵衛さま、飛騨守どのはご病気なのでしょうか」
半兵衛「それ、たぶん夢じゃないと思うけど」
十助「えっ」
半兵衛「さらにいうと、きっと十助のことを考えて興奮してるんだと思うよ。十助の体がほしい……なんて考えてるんじゃないかな」
十助「そ、それがしと飛騨守どのは、そんな関係ではございませぬよ!?」
半兵衛「十助がそう思ってても、飛騨守どのは違うかもしれないよ。とにかく、あの方には気をつけてね」

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十助が飛騨守と体の関係を持つすこし前の話。
飛騨守は十助を好きになってから頻繁にひとりでやってそうでs(黙れ)



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