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▼ カレーうどん事変

 あれから回収したキッドとキラーに氷を当ててやり、汚れに汚れた服を引っペがして染み抜きをして洗ってまっさらにしてやった。その後遊ぶ気にはなれずに自然と解散した。

 もう例の彼女に会いに行くことは無くなり、いつもの三人に戻ってしばらくして。路地裏に入って行って、ガラの悪い大人で遊ぶようにな日常に戻って暫くが経った。先日スリを返り討ちにして逆に財布を盗んでやったから臨時収入を得た所だ。滅多に子供だけでは入れない飯屋に入って各々の好物を注文する。

「ロールキャベツ山盛り!!」
「ペペロンチーノ大盛り」
「カレーうどん」
「「げ」」

 リブが注文した瞬間分かりやすく顔を歪める二人。カレーうどんのせいで100年の恋も冷めるというか、凍りつかされたというかな苦々しい体験を植え付けられたので仕方が無いと言えば仕方が無い。

「カレーうどんはやめろよ」
「なんで」
「なんでって!!真っ茶色になったらどうすんだよ!!」
「いやならないし」
「せめてカレーかうどんがどっちかにしないか?」
「嫌だ」

 あれは食べ方が汚い人間が3人集まった上に1人が不器用だったせいで起きた事故だ。自分には関係ない、とリブは注文を変更しようとはしない。ウエイターも復唱して厨房へ行ってしまった。あの日と同じように持参したナプキンを用意する。ぶすくれるキッドに口をへの字にしたキラーに尋ねた。


「そんなにカレーうどんが嫌い?」
「「大っ嫌いだ!!!!!!!!」」




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(次ページは後書き&巡様へ)





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