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さてさて始まる第二局面



「美音ちゃん今日はどうしてここに?」

「なーいしょ」

ぐでっとソファを占領しダラつき、仕事をせず新聞を読む松田陣平を見る。

「はぁ!?」

という佐藤刑事の声に視線を美音が送ればそこには数名の刑事に詰め寄られる松田の姿。

「始まったよ……」

ため息をつく萩原はデスクで頬杖をついて居る。
だがまぁ仕方ない。
このやり取りは毎日されている、のだそう。

運命のファックスまであと数時間か、数分か。

さてさて始まる第二局面

*

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