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メタ推理は披露しません



児童公園で幼稚園の園長の遺体が発見されたらしい。
家に帰ったら優作パッパが事件の依頼を受けて公園に行ったと聞いて走って児童公園に向かった。

運がよけりゃ優作パッパの推理ショー生でみれるかも知んないし!

現場につくと人集りができており、中心には黄色いラインテープ。
中には目暮警部補、小五郎くん、優作パッパ。
ラインテープのすぐ際には新一がいた。

「優作パッパ〜!」

「おや、美音も来たのかい?」

「美音くんまで…」

「だって優作くんの推理ショー見れるかなーって!どう?」

とラインテープの中に入ろうとすると

「私は降りるよ。この事件から」

と私が中に入るより先に出てしまった。

「え?」

ちらっと奥に見えた遺体の側には赤い"死"の文字。

「何あれ?」

「ダイイングメッセージだよ!」

「小五郎くんちゃんと仕事してる?」

「してるっての!」

「死……血文字……あー……」

見覚えがある気が……

「どうしたんだね?」

「これ、第一発見者ってお寺関係の人とか?」

「んん? そうだよ。お寺の息子さんの幼稚園生だ」

「なるほどねぇ……って」

あれれぇ〜? なにかこの事件見たことあるぞぉ〜!

「おや? 美音も分かったのかい?」

「ほ、本当か美音ちゃん!」

小五郎くんなんでそんな食いつくのさ。

「まっさか〜! 分かるわけないじゃーん!
私小学生だよ? 子供に期待しないのぉ〜!」

「だよなぁ……」

とあからさまに小五郎くんががっくしと肩を落とした。

まぁ、私のは推理は推理でもメタ推理だしね。

「目暮警部補はそのうち分かるって〜」

「ええ?」

「優作くん! 新一! 帰ろ〜」

「みお姉分かったのか!?」

「さぁねぇ〜」

10年以上も昔のこと、意外と覚えてんのね…

「でも、断言しますよ。
この血文字を書く犯人は二度と現れないと。
この工藤優作の名にかけてね」

かっこよすぎじゃない!?

「ひゃー!!
やっぱ優作くん男前すぎでしょ!
結婚しよ!?」

「おいみお姉!
バカ言ってんじゃねぇよ!」

「なぁに? 新ちゃん?」

「キモッ」

「殴るわよ」

小5の沸点ナメんなよ

メタ推理は披露しません

実力じゃないしね!

「じゃ、私皇くんとクラヴマガあるから!」

「はぁ!?」

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