におぶんクリスマス
ほぼ台詞しかないですgdgdです



▼ちゅー


「なあなあ仁王」
「んー、なんじゃ」
「ちゅーしてやろうか」
「……頭でも打ったんか?」
「クリスマスっつったら恋人にプレゼントってのが鉄則だろぃ」
「ブン太のなかではプレゼント=キスなんかのぅ?初めて聞いたわ」
「いや、ただ単にプレゼント買う金ねえからさ。ならちゅーぐらいしてやろうかなって」
「……なるほどのぅ…むしろお前らしいわ」
「だろぃ☆」
「……」
「…なんだよいらねーなら何もやらねーぞ!」
「いや、いるいる。すまん」
「許す!」
「(かわいいのぅ…)」
「何にやけてんだ…気持ち悪ぃーぞ仁王」
「すまんすまん。プレゼントはいつくれるんじゃ?」
「いつでもいいぞぃ」
「じゃあ今すぐくれんかのぅ」
「おぅ、いいぜ!横むけ!」
「横?」
「いいから…ほら目閉じろ!」
「なんじゃ、命令の多いプレゼントじゃな…」
「いーからいーから」
「しょうがないのぅ…」
「メリークリスマース!」

ちゅっ

「はい!俺からのプレゼントほっぺちゅーだぞぃ!」
「…のぅブン太、今ので終わりなわけなかろうのぅ」
「終わりに決まってんだろぃ、さっき金ないって言ったし」
「こんなもんで俺が足りると思うんか?」
「なんだよ、さっきはこれでいいって言ってたじゃねえか!おま、何さりげなく押し倒してんだ!」
「まさかほっぺやとは思わんかったからのぅ…」
「怒んなよ!いいじゃねーか、恋人達のクリスマスだぞぃ!今日ぐらいのんびりしようぜ」
「無理じゃ、最初のちゅーしてやろうかの時点でもう俺はその気やった」
「やめろよ…なぁ仁王…俺仁王とのんびりすんの大好きなんだぞぃ…」
「そんな上目遣いにはもう騙されん」
「チッ」
「そう簡単に詐欺師を騙せると思ったんか」
「ばっ、ばか!手いれんな!冷たっ…うぁっ」
「かわいがってやるぜよ…」
「そんなの俺は求めてなっ…やっやめろぉぉおおぃ―――――――




強制終了。
とにかく2人に幸あれ!
メリークリスマス☆






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