こねた | ナノ


吹奏楽あるある(その他)



※長編「We love brass!!」の番外編

※吹奏楽あるあるが元ネタ




○ファゴットの衝撃

「誠二さん…」
「どうした美香、元気が無いぞ」
「私、この前衝撃事実を知ってしまったんです…」
「何?」
「……ファゴット、チューニングする必要ないって…」
「ぶっ」
「…美香さん、この前"見てください!いきなり吹いてぴったし合ってましたチューニング!"って言ってましたよね…」
「杏里ちゃん言わないで!」


○フルートの事実

「フルートって可愛いよな。女の子が吹くともっと可愛い。細いし息も要らなさそうだし、正に女の子向きって感じだよな」
「何を勘違いしているの六条君」
「え」
「良い?フルートは無理な体勢で吹くから首や肩を痛め易いし、おまけに肺活量いらないと思ってるでしょう?本当はチューバくらいいるのよ」
「チューバ!?」
「優雅なイメージありますけど、意外にきっつい楽器なんですよねっ」
「…女子ってすげえよな、やっぱ」


○テナーも吹いてます

「よし、じゃホルンのその裏旋律ー」
「テナーも吹いてますー」
「ユーフォのそのパートー」
「テナーも吹いてるっスー」
「アルトサックスそこのメロディちょっと抑えて!」
「「すいませんテナーも吹いてます」」


○オーボエも(以下略

「じゃあA頭の同じ動きのフルートとクラ頭から」
「先生オーボエも吹いてます」
「Bの3拍目からトランペット」
「先生オーボエも吹いてます
「じゃあDのメロをサックス」
「先生オーボエも吹いてます」
「先生!」
「ごめん黒子くん」


○先生の過去

「岸谷先生って、中学から吹奏楽やってたんスか?」
「そうだね、中学でもやってた。それで中学卒業するときに、絶対高校では別の部活してやろうって思ったんだ!」
「へえ!で、高校では何部っスか?」
「吹奏楽だったな」
「え」
「で、流石に大学はもういい!ってなってたから別の選ぼうと思ったんだ!」
「おお!で、大学は?」
「なぜか吹奏楽してた」
「え」


○マーチ(木管)

正臣「連符多すぎ…」
青葉「流石にうんざりしますね」
杏里「地道な練習がきついですね…」
波江「あなた達ピッコロやってみる?」
「「「すみませんでした」」」

○マーチ(金管)

火神「音高ぇよ」
舞流「だよねー。っていうかタンギング楽しいww」
沙樹「また裏打ちか…」
帝人「またオブリガードか…」
青峰「おっしゃああああ低音のメロディ楽しいwww」
緑間・静雄・誠二・狩沢・遊馬崎「そこ以外楽しいとこ無い」


○トロンボーンは野生の勘

「ねぇ、トロンボーンってどっかに印とかついてるんスか?」
「ついてねぇよ」
「じゃあなんで此処だってわかんの?」
「は?大体だろんなもん」


○間に合わないその1

「じゃあCからフルートとクラと…」
金管勢「(おっしゃバルブオイル塗れる!)」
「…は、いいや。全員で!」
金管勢「(間に合わねぇ!)」


○間に合わないその2

「じゃあそこのメロディ、トランペットとトロンボーンと…」
クラリネット「(おっしゃスワブ通せる!)」
「…それとオブリガードのクラリネットも一緒に」
正臣「間に合わねぇ!」
青葉「珍しかったからすっかり忘れてた!」


○外練習

赤司「じゃ、移動するぞ」
青峰「うーい」
黄瀬「あ、赤司っち!楽譜とか落ちる!」
赤司「…………」
青峰「…泣くなよ、赤司」
赤司「泣いてない」
黒子「取るの面倒臭いみたいなので、緑間くん取ってあげてください」
緑間「しょうがないのだよ…」
黄瀬「チューナーのボタンが泥まみれっスね…」
青峰「泣くなよ、赤司」


○上手いの?下手いの?

火神「木管の上手い・下手いは聞いてても良くわかんねぇ」
黒子「トランペットの上手い・下手いはすぐ分かりますけどね」
舞流「ですよねーwww」


○リード楽器の死闘

黄瀬「このリードめっちゃ吹きやすかったんスよ…!正に運命のリード!一生手離さないっス!」
正臣「俺もそろそろリード買わないとな…はぁ…高ぇよな…」
黄瀬「って、あああああ!青峰っち何すんスかぁ!」
正臣「どうした涼太っ!」
黄瀬「青峰っちにリード折られた(´;ω;`)」
正臣「おっしゃ青峰面貸せ」


○木管vs金管

波江「教室は譲りなさいよ。金管なら外で吹いても日光当たっても良いんでしょう?」
舞流「えー、木管だってその言い訳使い過ぎじゃないですって!屋根の下の日陰とかですればいいじゃないですか!」
門田「…仲良く同じ教室で練習すればいいだろうが」
波江「門田、馬鹿言わないで頂戴。トランペットと同じ教室で練習するフルートの気持ちが分かるかしら」
舞流「ピッコロと同じ空間で練習したら鼓膜破れちゃいますって」
門田「じゃあどうしろってんだよ!」


○よう出来るな

赤司「なんで金管ボタン三つで吹けるんだ」
火神「トロンボーンってどうやって音の位置覚えてんだ?」
青峰「なんでお前らそんな難しい指覚えられんだよ…」


○花形

美香「吹奏楽の花形の楽器は、華やかでいいですよね」
舞流「花形がぽしゃった時の恐ろしさを知らないからそんな事言えるんだよね」


○死亡フラグ

沙樹「裏拍とハモりは俺に任せて、お前らは先に行け!何、すぐ追いついて裏メロを吹くさ…メロディを頼むぞ…フッ」
正臣「沙樹!戻って来い!譜面に裏打ちばっかりだからって自棄になんな!」
沙樹「はは、あいつら、輝いてるじゃねーか…さすがメジャーな楽器は違うぜ……俺も一度ぐらい、目立ってみたかった…」
新羅「うん、ホルンずれてるからもう一回」
沙樹「すみませんでした」


○遊ぼうよ

高尾「なー、今度の休み遊び行こうぜ」
緑間「部活なのだよ」
高尾「じゃ次の振り替え休日は」
緑間「部活なのだよ」
高尾「えーマジ?じゃ何時休みとれんの」
緑間「お盆」



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長かったですがお付き合いいただいた方有難う御座いました!
この前も言ったかもしれませんが因みに新里はクラリネットしてました、吹奏楽あるあるがあるある過ぎて感動

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2013/01/03 18:45

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