ごめんなさいが苦手で | ナノ

最悪の場合|聞こえるものだけで繋ぐんだ|ラッキーナンバーが4だった日|もう春ですね|青リンゴとしての躁鬱|泣いてしまう|キーボード入力で愛は伝わりますか?|だって私は博識じゃない|黒猫ローズ|嘘をついた気がする

ぺちゃんこのガーネット|ピンクのコーヒーカップの中には元より愛なんてありません|ふわふわ浮かんで急降下してみてよ!|泣き虫と弱虫になるくらいなら私は蛆虫に生まれてきたかった|空模様をからもようと呼んだ日|ろ過する心|季節外れの花火をしよう|静電気みたいなアナタ|タイムカプセルに私の亡骸を詰めて10年後に掘り返してみろ(哀れな偽善者共!)|まったく君は体の芯から共産主義者なんだから|冷たい爪先

私はそこで何を得ようとしたのだ?|認めることから始まるのです|そのメロディを生きた|必ずしもキリストを信じられたわけでもなく、マリアが理想であったこともなかった|それが滲み出ている|何度目かの言い訳|嘘をつきたかったわけじゃない|何処にそんな自信があったの|ロザリオが半分に砕けたところで世界が平和になることもないけれど|絶望出来る私は少なくとも世界に夢を見れていたわけだ|前を見ていた

横隔膜の腐敗風景に笑う|非処女と童貞|名前はいらないけど|腐苦労(フクロウ)|シャクシャインについて、出来るだけの弁解をしてみろ|たまには大っきらいって言ってみたい|ヒーロー?とりあえず何かを殺す奴だよ|「まだだめだ」って言われて僕はなんて言い返そう|無神論者であるという意識が欠落している|彼女の風景

数十グラムの死に顔|納得が出来ないなら死ぬまで探してみれば?|泣いてなんか居ないわ|変な名前、変な顔|なあ、なんで好きになったんだと思う|単細胞の塊の少年Aでも核兵器でバラバラになるらしい|少年兵の傍らの弾切れの銃の製作者Aの母が買い始めた猫が加えた魚を釣り上げたその道60年の漁師の一人息子はどうやら少年兵の友人を殺して少年兵に殺されたらしい(世界は意外と狭い)|裁判官は理想と後悔と罪悪感をあの掌に吸収する|甘酸っぱい青春の話|マゾヒストが爆発したそうだが気にすることでもない

その裁判はついには臓器移植まで話が膨れ上がった|落とし穴のカエル|卑怯者アナリスト|聴こえなどしない、分かるはずなどないと諦めれば、世界がつまらなくなるのは当たり前だ|優しさが聴こえますか|そこには叫び声しか木霊出来ない|ごめんなさいが苦手で|優しい色が溶けた青い空|消えてなくなるだけのくせに|くたばれ、よそのくだらない擬音と一緒に





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