「あっ、おっとくーん!!」
「こんにちはハヤトさん」
「なになに?今日は何でうち来たのー?」
「トキヤに会いに来ました!」
「ふーん……そっか」
「ちょっとハヤト!あまり音也にベタベタしないでください!……って聞いてます?」
「聞いてる聞いてるよー」
「あはは、ハヤトさんってば適当だなあ」
「だってトキヤ、怒ってもあんまり怖くないし〜」
「ハヤト!!!!!」
「はいはい!」



「………え、トキヤもしかして俺とハヤトさんみて嫉妬したとか?」
「違います!」
「ほんとにー?」
「ハヤトだって面白がってあなたにちょっかいを出してるだけに決まってます!だからいいんです!」
「どーかなあ〜双子の好みって似るもんじゃないの?」
「知りません!」
「でも平気だよ、俺はどんなに外見が似てても、一ノ瀬トキヤが好きだから」
「そっ…そういうことはあまり言わないでください…」



「音くん?フツーに好きだよ」
「なら音也とべたべたするのはやめてください。音也と私は恋人同士ですからね」
「略奪愛はそこまで好きじゃないにゃあ。それに君らはゾッコンじゃないか」
「…………」
「え、なに、ばれてないとでも思ってたの?」
「とっ、とにかく!ハヤトはあんまり音也に近寄らないでください!」
「えー…僕的にトキヤが大人になっちゃった以上、好みに当てはまるのは音くんくらいしか…」
「その言い方やめてください!というか音也云々の前に女性と付き合いなさい!!」
「それはトキヤにも言え」
「ハーヤトさん!トキヤはもう俺なしじゃ生きていけないから女の子なんて不必要ですよ!」
「むっ、二人して………」
「とりあえずハヤト、そういうことなので」
「あー!なにその笑顔!?」




111213
とりあえず僕の入る隙間くらいはください


名無しさんお待たせしました!


第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -