※会話文
※ヒロインさんとヒロインさんの娘とパパレオンさん


「ねえ、パパ。」
「ん？どうした。」
「パパはどうして大変なところに行っても生きて帰ってこられるの？」
「そうだな…おまえに会うためだな。」
「そうなの？」
「ああ。」
「どうして？」
「どうしてって…」
「パパ？」
「ああ、それはおまえとママのことが大好きだからだよ。」
「あたしもパパになでられるのすき。」
「そうか、じゃあパパは絶対死なないからな。」
「やくそく！」
「ああ、約束だ。だからおまえも、ママと一緒にパパのこと待っててくれよ？」


「あの子、寝た？」
「はなこ、お疲れ様。」
「こっちこそ、疲れてるのにごめんね、パパ。」
「いや、お安い御用さ。」
「どうしたの急に抱きしめたりして。」
「…俺に幸せをくれてありがとう。」
「こちらこそ。」
「これからもよろしく頼むな、身体は大事にしてくれよ？ママ、いや、はなこ。」
「当たり前です、そっちこそ。」
「今日はあの子を真ん中にして三人で寝るか。」
「素敵な提案ね。」

「なあはなこ、いつまでこの子は俺に構ってくれるだろう」
「あっという間におっきくなって、パパと一緒に下着洗濯しないでー、なんて言い出すかもね」
「…」
「やだ冗談だよ」
「もっと一緒に居てやりたいな」
「そうね、可愛い盛りのときを見逃さないようにね？」
「ああ、そうだな」
「…レオン、絶対に生きてね」
「ああ、絶対に帰ってきて、お前とこの子を抱きしめるよ」


はちみつ漬けの箱庭


1205なんぞこれ
0728再掲載。案外可愛くってすきになった

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