至って普通の男子でございます
※日吉と長太郎のクラスは合同で体育設定。
「前から疑問だったけどさ、要は体育どうしてるの？」
「滝、いたのか」
「…随分前から居たよ。」
「体育ですか？普通に男子に居ますよ。」
「マジ！？大丈夫なのか！？」
「大丈夫ですよ、俺達が守るから！ね、日吉」
「あぁ」
****
「早く着替えて来いよ」
「はい、行ってきます」
「ではストレッチを二人組で始めろ！」
「あ、須藤…一緒に「行くぞ須藤」…あ」
「すみません、先約ですので」
「あああ…須藤」
「気を付けなよ？皆君を狙ってるから」
「はい、でもなんでですか？男なのに」
「それは聞かないであげて…」
今日は球技…サッカーです。
私と若くんは同じチームで対戦中で、相手はサッカー部の方がいます。
「…っ パスだ！日吉！」
「任せろ！…よし、ゴールを決めろ！！須藤！」
「お任せを！…決めさせて頂きます！」
バシューン！！
「すげぇ…武道やってるみたいだけど、運動抜群じゃね！？」
「にして…シュートも素敵だ…」
『きゃー！要君！』
「隣の女子か…」
****
「なんとかバレないんですよ」
「俺はヘマしませんからね」
「まあ、それもあるやろうけど……要ってペチャパイやろ？だかr「「死んでください忍足さん」」…酷すぎるわ」
「お、お前が変なこと言うからだろっ！！」
「そこで宍戸も照れんなよ」
「まぁ貧乳でもアイツは魅力ある奴だからな。それでカバーすればいい」
「それ、フォローになってないよ跡部」
「いつもすみません、先生」
「いいのよ！貴方のことは聞いてるから。安心して」
着替えは保健室。先生は味方なのでした。
- 7 -
[＊前] | [次＃]